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2022/07/01 MEIHO ランガンシステムボックス VS-7070N

2024年3月10日

今年の7月に西小川へ手漕ぎボート釣行に行きました。このボート釣りのために購入したMEIHO(メイホウ / メイホウ化学工業)さんのVS-7070Nを紹介します。

これで僕はMEIHOさんのランガンシステムボックスのNシリーズをすべて(2022/12現在)持っているということになります。

型名外寸(mm)本体内寸(mm)
(中皿を除く)
重量(g)
VS-7090N440x293x293348x235x2112,700
VS-7080N375x293x275282x235x2382,170
VS-7070N434x233x280356x186x2102,100
VS-7055N313x233x231232x183x1601,430
ランガンシステムボックスシリーズの主な仕様一覧

VS-7070N以外のレビューは下記↓の過去レビューをご参考にどうぞ!

最近まではこのランガンシステムボックスを魚種別の仕掛けの収納に使っていたのですが、釣行のたびに毎回使いたいタックルを探すのに手間がかかってめんどくさい!もう、準備だけで疲れる!なので、中身は全部別の所にぶち込んでおいて、出かけるときにこのランガンシステムボックスにポイポイっと入れるスタイルに変えようとしているところです。これについてはまた別の記事で書こうと思います。

VS-7070Nの外観

VS-7070NはVS-7055Nを横に12cm長くして、高さを5cmぐらい高くしたような出で立ちです。奥行きはVS-7055Nと同じです。

MEIHO VS-7055N(左手前)とVS-7070N(右奥)

VS-7055NとVS-7070Nは共に奥行きが233mmなので持ち運びにかさばらずコンパクトであり、ランガンする釣りに向いていると思います。この2つは蓋の強度が腰掛けられる仕様にはなっていません。

VS-7080NとVS-7090Nは共に奥行きが293mmであり、ランガンに使えなくはないですが、船釣りの用途の方が向いていると思います。この2つは蓋に格子状の補強がなされており、上に座ることができます。

MEIHO VS-7070N

VS-7070NはVS-7070とサイズは同じですが、次の点が異なります。

  • ハンドルストッパー機能がある
  • ミリタリーカラーでカッコイイ
  • 少しだけお高い

VS-7070Nは他のランガンシステムボックスと比べると、なんというか…パッと見の印象は「横長」です。

ハンドル根元に工夫あり

上蓋と中皿はハンドルが倒れている場合のみ開きます。

MEIHO VS-7070N ハンドルが倒れている時だけ開く

ハンドルが立っているときは上蓋・中皿は開かない仕組みになっています。

MEIHO VS-7070N ハンドルが立っている時は開かない

この仕組みがないと、ハンドルを持った時に中身がこぼれたり、ロッドスタンドに立てている竿とリールがひっくり返ったりして、まずい事になってしまいます。

下の写真↓ではわざとハンドルの根元を本体から外しています。普通に開け閉めしていたらこんなことにはなりません。

ハンドル根元をわざと本体から外した場合の図

こう↑ならないようにこのハンドルの付け根に仕組みが工夫されています。使う人のためによく考えられて作られていると思います。

MEIHO VS-7070N 上蓋と中皿は一体で180度反転する

↑ハンドルが倒れていると、ハンドルの付け根の丸い部分のスリット(A)に本体の突起(B)がスッポリ入って、その状態でハンドルを立てるとAがBをホールドして一体になって持ち上がる仕組みになっています。

中皿の収納スペース

上蓋もハンドルが倒れているときのみ開きます。

MEIHO VS-7070N 中皿

中皿を3等分している縦の仕切りは取り外し不可です。この各スペースを更に区分する仕切りが6枚付属しています。

MEIHO VS-7070N 中皿収納例

中皿にはSFC(※)ケースのLサイズやランガンケース1010Wシリーズ、SFCケースのSSサイズなどを収納できます。
(※SFC = SYSTEM FISHING COMPO)

シンデレラフィットというほどではありません。少し隙間があります。

MEIHO VS-7070N 中皿に入らないタックルケース

SFCケースSサイズを横向きにしての収納や、エギストッカーVW-ES2050、リバーシブル#100は惜しくも入りません。

あと、リキッドパックVS-L415は横に2つ並べては入りません。縦に3つ並べてなら奥行きピッタリに入ります。しかし、横方向には隙間ができてしまいます。

MEIHO VS-7070N(手前)とVS-7055N(奥)

それと、中皿が180度ひっくり返る所に汁物を入れるのはちょっとな~。MEIHOさんのカタログにもリキッドパックがシステム収納可能と記載されていますが、もしもリキッドパックが密閉されてなかったら、中が汁まみれになっちゃいますね…。

180度裏返る中皿

VS-7055NもVS-7070Nと同様に中皿がひっくり返り、ハンドルがスタンドになります。

MEIHO VS-7055N(左)とVS-7070N(右)

中皿をひっくり返すと、VS-7070Nの中皿の裏面をトレーとしたときの高さはVS-7055Nのそれより約1cmだけ高くなります。

MEIHO VS-7070Nの中皿をひっくり返したところ

中皿の裏面はトレーとして使えますが、閉じようと思ったらトレーの上は片付けないといけません。僕は個人的にはこの中皿がひっくり返るという仕様が唯一の弱点だと思います。まあ、ここにはサビキ仕掛けとかリーダーとか、ひっくり返ってもいいような物を入れるようにしようと思います。

この点、VS-7080Nの中皿のシステムは秀逸だと思います。

VS-7080Nの中皿はマルチホルダーに取り付けられる

中皿に出しっぱなしのタックルも、中皿ごと本体に運べばすぐに場所移動できるし、次の場所での手返しも早くなりますよね。

↑コンパクトでバランスがいいので僕のお気に入りです。2.5号のエギ収納用と3号のエギ収納用と持ち出し用で3つ持ってます。

VS-7070N本体の収納

VS-7070Nの本体の中仕切りは2枚付属しています。

MEIHO VS-7070N

VS-3010シリーズは横向きには入りません。

MEIHO VS-7070N + VS-3010NDM

縦向きなら入りますが、けっこうガバガバです。おそらくこれ以上奥行きを狭くするとロッドスタンドでロッドを立てた時に倒れやすくなってしまうからだと思います。

MEIHO VS-7070N + VS-3010NDM

その点、やっぱりVS-7080NはVS-3010シリーズが横向きに入るので良いと思います。

VS-7080N
VS-7080N + VS-3010NS(横向き)

なんか、VS-7070Nのレビューなのに、VS-7080N推しになっちゃってるな~。

スクイッドストッカーBM-Sを収納

2022年の新商品、スクイッドストッカーを入れてみるとどうでしょうか。

スクイッドストッカーBM-S

このスクイッドストッカーはエギを立てて収納できて、水抜きダクト完備のエギンガー大注目の商品です。

スクイッドストッカーBM-Sを縦向きにするとVS-7070Nには入りません。

MEIHO VS-7070N + スクイッドストッカーBM-S(横向き)

横向きなら入ります。

MEIHO VS-7070N + スクイッドストッカーBM-S

入るのですが、やっぱり隙間が気になります。

その点、またもやVS-7080Nとの比較になりますが、VS-7080Nなら縦向きで完全にシンデレラフィットします。

MEIHO VS-7080N + スクイッドストッカーBM-S

うーん、やっぱ収納面で言うと個人的にはVS-7080Nの方に軍配が上がります。

VS-7070NにVS-3020シリーズを収納

では、次にVS-3020サイズを入れてみます。下の写真の一番大きい白いケースがVS-3020NDです。

MEIHO VS-7070N + VS-3020ND + VS-3010NDM + VS-3010NS

3020サイズは横向きにしか入らないのですが、そうすると残りのスペースには3010NSと3010NDは同時には入らなくなりました。

残りのスペースには3010NSを2つなら入れることができます。

MEIHO VS-7070N + VS-3020ND + VS-3010NS×2

入るけど、シンデレラフィットというほどではありません。

他の機種とのサイズ比較

最初にも書きましたが、2022/12現在全てのランガンシステムボックスのNシリーズの主要諸元は下記の通りです。

型名外寸(mm)本体内寸(mm)
(中皿を除く)
重量(g)
VS-7090N440x293x293348x235x2112,700
VS-7080N375x293x275282x235x2382,170
VS-7070N434x233x280356x186x2102,100
VS-7055N313x233x231232x183x1601,430
ランガンシステムボックスシリーズの主な仕様一覧

VS-7070NとVS-7055NとVS-7080Nの見た目のサイズ感は次の通りです。

MEIHO VS-7055N(左奥) VS-7070N(手前) VS-7080N(右奥)

VS-7090Nは今回比較対象外です。VS-7090Nのレビューはこちら↓をご参考にどうぞ。

縦向きに並べるとこんな↓感じです。

MEIHO VS-7055N(左) VS-7070N(中央) VS-7080N(右)

うーん、やっぱ個人的には、バランス的にVS-7080Nが一番好きかな…。

手持ち

身長180cmの僕がVS-7070Nを持つとこんな↓感じです。

服装が去年と全く同じ、かつ、フリースをインしている点についてはどうか見逃してやってください。

MEIHO VS-7070N

↑横から見ると結構デカく見えますが、奥行きがそんなにないので持ち運びはそれほどしんどくないです。

↓ランガンシステムボックスシリーズで2022/12現在最小のVS-7055Nはこんな↓感じです。

MEIHO VS-7055N + ロッドスタンド BM-300 Light

↑ちょっとアンバランスですが、ロッドスタンドBM-300Lightを付けています。

2本継ぎのロッドを立てて持ち運びするなら、BM-250LightよりもBM-300Lightをおすすめします。BM-250Lightでは2本継ぎのロッドを束ねて立てるのはちょっと狭いです。

MEIHO VS-7080N

↑VS-7080Nは高さもあるので、画角に収まるようにちょっと上に持ち上げています。容積で言うとVS-7070Nよりも大きいです。

ハンドルストッパー機能

ランガンシステムボックスのNシリーズはハンドルストッパー機能があります。

この機能のおかげで機動性が劇的に改善され、ランガンスタイルに革命を起こしました。

ハンドルストッパー機能

本家の画像に寄せてます(遠く及びませんが)。なお、写真のモデルはVS-7055Nです。

ハンドルストッパー機能

↑上の写真のレバーを両サイドに引き出すことでハンドルを固定できます。

ハンドルストッパー機能

↑ロッドを奥側にした別パターンで撮ってみました。左のUNLOCKEDの方はロッドを左手で支えてます。じゃないと完全に倒れてしまうからです。右手はプルプルしてます。撮影がんばりました…。背景の散らかりようはさて置きまして、右のLOCKEDの方はOh Year! So Cool!に涼しい顔して持ってます。

今回の教訓

  • まー、特にないけど、個人的にはVS-7080Nが最高に好きかな。お気に入り過ぎて3つ持ってるし…。