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2022/06/04 神鋼ケーソン エギング

2023年5月6日

先週は男鹿島でエライ目にあいましたが、諦めない心が大事です。今回は足場が良くて人が少なくて昼間と夜で風向きが変わっても追い風になる場所となる神鋼ケーソンでコウイカを狙っていこうと思います。

天気 晴れ
気温 23.5’C
南西2~3m→北東4~5m
沿岸波高内側0.1m、外側0.5m
中潮
満潮02:57
12:08
干潮09:59
18:55
月齢4.6(新月から上弦の間)
当日の気象情報

去年の6/5にここでコウイカを釣っていますので釣れる可能性はあります。

準備

釣り当日ですが、出発までに急いでエギにDIYを施します。

コウイカは底をズル引きするので、ロストしてもよいダイソーエギや200円ぐらいのマルシン漁具のエギを使います。

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しかしこれらのエギは1回使うとお腹側から生地がめくれてきます。それを防ぐために、お腹側に蓄光パウダーを混ぜたレジンを塗ります。どうせ塗るならアピール力を強めます。

09:50 エギDIY

マルシンのコウイカ用エギの収納にはVS820NDMがピッタリサイズです。

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蓄光パウダーとレジンはスプーンの上で爪楊枝でかき混ぜてエギに適当に塗ります。

09:55 エギDIY

レジンは日光に当てると30分ぐらいで固まりますが、家の中なら作業する間ぐらいは固まらずに済みます。

10:13 エギDIY

今回全部使うわけではないですが急いで20個ぐらいのエギに塗りました。冬のヤリイカ釣りでも使うのでついでにまとめて塗りました。これをトレーに乗せて出発まで外で干します。

ちなみに鶏のササミの塩漬けは先週に前もって作成済みです。

12:13 原付バイクにVS-7055Nを乗せたところ

スクーターの足元にはVS-7080Nは乗りませんでしたので、もう一回り小さいVS-7055Nを買いました。ちょうどイイ感じです!

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竿が風を受けると運転者側に倒れて来ますが、ハンドルを握っていれば竿を腕で受け止められるので、走行には問題ありません。釣り現場では突風で倒れないように要注意ですね。

くさべ渡船さんで半夜コース

13:00頃にくさべ渡船さんの駐車場に到着しました。今回もくさべ渡船さんで神鋼ケーソンに渡してもらいます。

くさべ渡船さんの半夜便は他の出発時間もありますが、今回は13:30発の便に乗りました。この便は朝便のお迎えも兼ねています。半夜便は2,500円です。

ロープ係の中乗りのスタッフの男性の方は早く来られましたが、事務所は開いていませんでした。おかみさんが来てから開きますとのことです。

出発まで時間がありますので、先週PEどうしで5か所電車結びしたPEラインの一帯をカットしてリーダーを結び直します。

13:35 東播磨港

13:20頃におかみさんが来られて事務所で料金を支払い、13:30時間通り出港しました。

風はありますがいい天気です。

客は自分の他に、キス狙いの親子連れとシーバス狙いの50歳ぐらいの人の3人です。

移動中も時間を無駄にしないように、忙しく仕掛けの準備や服装の準備をします。

13:43 本荘人工島の赤灯台

本荘人工島は今日も人がいっぱいです。5m間隔で人が立っているように見えます。釣れてるんでしょうか。来週時間があれば行ってみようと思います。ただ、ここはマナーの悪さに辟易しますね。先日も堤防のくぼみに堂々とゴミをポイッと投げ捨てているジジイ、もとい、年配の方がいてウンザリしました。場所取りも酷いし…。

13:44 神鋼ケーソンの白灯台

一方の神鋼ケーソンは、朝便の人はほとんど11:30の便で帰っているようで、釣り客はほとんどいません。

今回は灯台で降ろしてもらって、根本で拾ってもらう予定です。

13:49 当面の釣り座

船から降りて20mぐらい根元側へ移動した所をベース(基地)とします。とりあえずここで置き竿でコウイカを狙います。

昼の部

外海側は向かい風で波に角が立っています。そんな中をジギンガーは果敢にキャストしています。僕は追い風となる穏やかな内側に投げ入れます。そしてラインにテンションを張って置き竿にします。

おにぎりでも食べながらぼんやり竿を見ていると引いてる!慌てて竿を取るとドラグがギュイーンと右に出て行きます。

おおー!久々の引き!ただしもっさりしています。ラインを切られないように慎重に巻きましたが、途中でバレました。恐らくボラですね。ボラでも久々の引きを味わえたのでうれしかったです。投げ釣りの親子とジギンガーの注目の的でした。

14:44 コウイカ釣り仕掛け

その後、エギをコウイカ用に魔改造していると、メイホウのマルチクリップに掛けていた竿が急にガタン!と落ちて危うく海へ落ちそうになるところをギリギリつかんで、体制を立て直します。

ドラグがギイイイイーと右へ出て行きます。暫くやりとりしてまたしてもバレました。恐らくまたボラですね。周りの「なんでこの人ばっかり掛かるの?」という感じの視線が熱いです。

ボラもササミに興味あるみたいです。

恐らくスレ掛かりだと思われますが、2回ともラインブレイクしなかったのは助かりました。

17:06 ワカメ

その後ランガンして底をズル引きしているとズッシリとした重みが。根掛かりかと思い、竿をビョンビョンさせるとすぐ外れました。この一帯は砂地なので、根掛かりではなく恐らくタコだと思われます。惜しいことをしました。

夕マズメ

エギの方には反応がなくなりました。外海側からの向かい風もだいぶ和らいで投げやすくなっています。気分転換にワームを投げてみましたが、昼からひたすら投げ続けている人にヒットしていないので、僕のワームにかかるわけがありません。

17:43 外海側

もうすぐ日没です。そろそろ夜釣りの準備をします。完全に暗くなる前にヘッドライトと寒さ対策の上着をリュックから取り出します。

18:51 VS-7055N+ロッドスタンドBM-250Light+マルチホルダーBM-25+マルチクリップBM-L

マルチクリップがあれば2本の竿をこのように掛けられます。ランガンシステムボックスとロッドスタンドとマルチホルダーとマルチクリップがあれば、竿掛けは持ってくる必要ないですね。

19:35 荷物まとめ

そろそろ風向きが向かい風になりそうな時間帯ですので、根本の向こうの常夜灯を目指して移動します。

夜の部

防波堤の根元のさらに向こう側には常夜灯があります。ここに食物連鎖が発生してシーバスやメバルが釣れるようです。

距離的には1kmぐらいあるので歩いていくのは結構な運動量です。通常なら汗ばむと思いますが風があるのでちょうど良いぐらいです。

19:41 パイプラインの夜景

工場の夜景は美しいです。

パイプラインのこの辺りには海中にコンクリート製のプールの枠があり、根掛かり必至ですので投げるには要注意です。

根元に到着しました。↓

19:48 根本

↑写真が暗くて見えませんが、5段ぐらいの梯子を上って、その上の段からさらに階段が続いています。これを超えると常夜灯のある岸壁に行けます。

↓常夜灯のある場所まで来ました。当然ですがすでに先客でいっぱいです。北東からの風は神戸製鋼の壁によって遮られ、ほぼ無風状態となっています。根本からここまで歩いてくる間に汗が出ました。

19:55 常夜灯(奥側)

↑この人は昼から場所取りしていた人ですね。一度灯台の先端まで様子見がてら歩いてやってきて10投ぐらいしていました。他を寄せ付けないオーラが出ています。この常夜灯2基はこの人が独り占めしています。

19:56 常夜灯(手前側)

↑ここにはシーバス狙いの若者が2人と3人の2グループ5人が居ました。僕も10mぐらい空けてこの端っこの方に入れさせてもらいました。

常夜灯が照らす水面からは「ズゴォォー…」という音が。海底から水がすごい量とすごい勢いで噴き出しているようです。そして海底のヘドロが巻き上げられているせいか、ヘドロ臭が酷いです。はっきり言って臭いです!ここで釣れた魚を食べる気にはなれません。

20:03 排水溝?

神戸製鋼の常夜灯がなぜ水面を照らしているのかわかりました。恐らく製鉄の際に冷却用に使用した海水をここで排水しているんですね。前回来たときは排水する時間帯ではなかったのか、このような水流は見られませんでした。

そんなすごい勢いの排水にもお構いなく、シーバスの単発バイトが見られました。

納竿

こんなところでイカを釣るのは無理ですね。シーバスが集まって来るんだから、僕がイカなら逃げます。

先客の邪魔にならないように早々に引き上げます。

20:24 荷物まとめ

パイプラインの方に投げながらお迎えを待ちますが、北東からの風が強くてウインドブレーカーを着ててもちょっと寒いです。途中から嫌になって竿をたたみました。

そういえば根元側で回収してもらうのは今回が初めてです。しかし船が着く場所をはっきりとわかっていませんでした。不安に思っているとちょうど同じ便で帰るメバリングの方が来られて「我々も同じ便で帰るから一緒に行きましょう。」と、場所を教えてもらいました。

メバリングの方は見ているうちにメバルを上げています。うまいですね。

僕「先日家島に行ってアジング・メバリングをしたんですけど、ライントラブルが酷くて。投げるたびに絡まるんです。」
メバリング師「ジグヘッドが軽いとスプールのところでたるんで絡まるんだよ。」
僕「そーなんすね。」
メ「PEは何号使ってます?」
僕「(エギングしてたので)0.8です。」
メ「そりゃ太いな。初心者はまずエステルかナイロンの0.3号を使ってみてください。」
僕「勉強になります。」

そうこうしているうちにお迎えが来ました。21:30に来ると言われていましたが少し早く来ましたね。乗り遅れるとエライ目に合う所です。

21:27 くさべ渡船さんのお迎え

土曜日なので通し(一晩中釣りをすること)の客がわんさか乗ってます。がんばってください。今の僕には徹夜なんて体力的に無理です。

21:29 パイプラインの下をくぐる美晴丸

船長は船を切り返して反対向きにします。上手いもんです。まあ、そりゃ毎日何年もやってるんだから当然か。

21:29 パイプラインの下

船の屋根とパイプラインの間は1mぐらいです。おお~、上手いもんだ…。運転技術がすごいです。

移動中、ぼんやりと夜景を見ているとおかみさんが話しかけてきました。

おかみさん「どうでしたか?」
僕「いや~、だめでしたね。コウイカ狙いなんですけど。」
おかみさん「今、(コウイカの釣果が)下がってきているからね。」
僕「そうなんですね。もう時期的に終わりなんですね。」
おかみさん「終わりではないかも。5月の連休にはカゴ一杯に釣れてましたけどね。」
僕「うぇっ!?じゃあ、来年は5月の連休に来ますわ!」

そうか、遅かったのか。良い情報を得ました。来年の4~5月は遠出せずに毎週ここに通おうかな!

21:37 神戸製鋼の夜景

今日も思うように釣れませんでしたが、いい運動にはなりました。歩数計を見ると1万歩を超えています。50歳を超えると足腰の衰えが顕著になってきていますので、釣りを通して運動不足を解消しようと考えています。

船のロープ係の中乗りの男性スタッフの方が、僕がスクーターで帰るときに足元が真っ暗だったので、手持ちの照明で照らしてくれました。お心遣いありがとうございます!くさべ渡船さんはいい人ばかりです。

今日(6/12)にくさべ渡船さんの釣果を確認したら、6/9(木)にコウイカが1杯上がってますね…。悔しい~!

今回の教訓

  • 東播磨港でコウイカを狙うなら4月~5月が狙い目です。去年6月に釣れたのはたまたまでした。
  • 4~5月は、わざわざ徳島県や日本海に行かなくてもここに行けばそれなりに楽しめると思います。
  • 明石~姫路で春のアオリイカを釣るのは至難の業です。居ない魚を狙うより、居る魚を釣って楽しみましょう。