2022/03/27 第一精工 MCシリーズ その1
今日は僕のお気に入りのメーカーである、大阪の会社の第一精工さんのMCシリーズを紹介します。
![第一精工MCシリーズ](https://fishingresearch.blog/wp-content/uploads/2021/07/DSCN3024.jpg)
第一精工さんのツールは、一つの商品に複数の工夫がなされていて、他のメーカーの商品とはひとあじ違います。単機能の商品を売っているのではなく、あれば便利なアイデアが必ず組み込まれています。
以下に第一精工さんの会社概要のページから引用させていただきます。↓
当社は「より良い確かな釣用品」をモットーに釣具を製造、販売しています。「釣具」というとまず何を思い浮かべるでしょう。竿、リール、糸、針、エサもしくはルアーといったところでしょうか。実は当社はこの内の何1つ作っていません。ではいったい釣具の何を作っているのでしょう。答えは「これがないと釣りができないわけではないが、無いと困るもの、あればスマートなもの」を作り続けています。
https://www.daiichiseiko.com/company/index.html
値段は少々お高いのですが、それにふさわしい高いクオリティと、他の商品とは違う一段上の所有欲を満たしてくれます。
MULTI CLIPPER
マルチクリッパーは昨年のヘチ釣りで使用し、既に紹介済みです。
折りたためばコンパクトに持ち運べます。
![第一精工マルチクリッパー](https://fishingresearch.blog/wp-content/uploads/2021/07/DSCN3272-rotated.jpg)
クリップ部の角度を自由に設定できます。
![第一精工マルチクリッパー](https://fishingresearch.blog/wp-content/uploads/2021/07/DSCN3274-rotated.jpg)
ウエストバッグのベルトに付ければロッドを手放しにして、仕掛けの付け替えをできるのでヘチ釣りでは大いに役に立ちました。
WANI GRIP mini MC + HOLSTER
ワニグリップ ミニ “MC" + ホルスターセットです。
少々お高いのですけど、釣りナビゲーターの伊丹章さんがTVでよく使っていて、それを見て前から欲しかったんです。
![](https://fishingresearch.blog/wp-content/uploads/2022/03/DSCN4491.jpg)
お高いだけあって、作りは最高にしっかりしています。
MILITARY COLORSがSo Cool!です。
ホルスターをクーラーボックスなどに固定するためのネジが付属しています。
![](https://fishingresearch.blog/wp-content/uploads/2022/03/DSCN4492.jpg)
ワニグリップは誤って海に落とさないようにホルスターと螺旋ワイヤーでつながっています。
ホルスターをベルトに引っ掛けるクリップを外すための六角レンチも付属しています。
なんかもう、至れり尽くせりですね!
![](https://fishingresearch.blog/wp-content/uploads/2022/03/DSCN4493.jpg)
ワニグリップ1つにしても、ホルスターの使い方を
- カラビナでぶらさげる
- クーラーボックスに取り付ける
- ベルトに引っ掛ける
という3通りの使い方を想定しています。第一精工さん、さすがです!
![](https://fishingresearch.blog/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
PICKERS EX
カラビナ付きのリールに3つのツールがセットになったピッカーズEXです。
ピッカーはトリプルエイトノットなどを作るときに使います。
僕はいつもほとんど爪を伸ばさないし、最近老眼が入ってきて細いラインが見えづらくなってきたこともあり、ノットを作るときにラインを輪に通すのに難儀していました。現場でのライントラブルといった細かい対処にも役立ちそうです。
![](https://fishingresearch.blog/wp-content/uploads/2022/03/DSCN4494.jpg)
ピッカー"ズ"なので、他にも機能があります。
- ラインカッター
- ジグアイ ラインピッカー
リール裏面はクリップになっていて、シャツのポケットにも取り付け可能です。
![](https://fishingresearch.blog/wp-content/uploads/2022/03/DSCN4496.jpg)
ジグアイ用のピッカーの予備と、それを交換する時に使用するドライバーが付属しています。
クリップはワンタッチで開閉できます。
![](https://fishingresearch.blog/wp-content/uploads/2022/03/DSCN4497.jpg)
ピンオンリールの表側はマイクロケースになっています。
ガン玉やスイベルが入りそうですが、指では取り出しにくそうなので、細いペンチなどを使えばよいでしょう。
![](https://fishingresearch.blog/wp-content/uploads/2022/03/DSCN4498.jpg)
ラインカッターは通常はピッカーに挟む形で収納しています。使用時に引っ張り出します。
![](https://fishingresearch.blog/wp-content/uploads/2022/03/DSCN4499.jpg)
現場でこれをサッと使ってたらスマートです。
![](https://fishingresearch.blog/wp-content/uploads/2022/03/DSCN4500.jpg)
↑ジグアイピッカーは、裁縫道具の糸通しみたいです。老眼が進んだら使おうと思います。
↓メイン機能のピッカーは、ラインカッターなどを収納したまま使用できます。
![](https://fishingresearch.blog/wp-content/uploads/2022/03/DSCN4501.jpg)
先端部にリベットがあり、ラインをつまみやすくなっています。
CARABINER REEL / CLIP ON REEL
カラビナリールとクリップオンリールです。
これらの違いを明確に記載したサイトは僕は見つけられませんでしたので実際に購入してここで紹介したいと思います。
![](https://fishingresearch.blog/wp-content/uploads/2022/03/DSCN4502.jpg)
パッと見、左のカラビナリールと右のクリップオンリールは同じですよね。
まずはカラビナリールです。↓
![](https://fishingresearch.blog/wp-content/uploads/2022/03/DSCN4503.jpg)
衣服などへの装着方法はカラビナのみです。
![](https://fishingresearch.blog/wp-content/uploads/2022/03/DSCN4504.jpg)
リール側面はマイクロケースになっています。
![](https://fishingresearch.blog/wp-content/uploads/2022/03/DSCN4505.jpg)
↑ワイヤーがリールによって巻き取られるようになっています。
![](https://fishingresearch.blog/wp-content/uploads/2022/03/DSCN4506.jpg)
↑カラビナリールの裏面は何もありません。
↓クリップオンリールの表だけ見るとカラビナリールと同じです。
![](https://fishingresearch.blog/wp-content/uploads/2022/03/DSCN4507.jpg)
↓ワイヤーリールも同じです。
![](https://fishingresearch.blog/wp-content/uploads/2022/03/DSCN4508.jpg)
ただし、裏面が違うのです。裏面はワンタッチ開閉可能なクリップになっています。
![](https://fishingresearch.blog/wp-content/uploads/2022/03/DSCN4509.jpg)
クリップを開いたらこんな感じになります。↓衣服などのポケットに取り付け可能です。
![](https://fishingresearch.blog/wp-content/uploads/2022/03/DSCN4510.jpg)
カラビナリールとクリップオンリールの違いは、裏面にクリップがあるかないかの違いです。
今回の教訓
- 第一精工のMCシリーズは少々お高いが、一つの商品に複数のアイデアが詰まっている。
- 持っていると他のアングラーと差がついたような優越感を感じられるから、買って損はないよ!
その2へ続きます。
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