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2021/09/19 家島本島 エギング(後編)

2024年2月3日

家島本島に初上陸してレンタサイクルで島の南側の網手港へ行きました。前日の予報では北風が2~6m吹くというので風裏になる南側に来たのです。しかしここは風裏というよりも無風でむせかえるような暑さに。飲料を500mlのアクエリアスと缶コーヒーしか持って来なかった僕は軽い熱中症になり息絶え絶えとなりました。

というのが前編と中編のあらすじです。

本編では島の南側を脱出して北側でのエギングと帰宅するまでを報告します。

み…水…(ミミズじゃないよ)水をくれ…

遠くまで来て釣果もパッとしなかったのでもう少し粘りたかったのですが倒れてしまう前に自販機のある真浦港の方へ戻ることにしました。

自転車でGo!

自転車に乗ると風が当たり少し涼しさを感じます。

16:24 家島浄化センターを後にする

水分補給せずにあの峠を自転車を押して登るのかと思うと気が遠くなります。

16:27 巨大な船の造船所

家島の北側にも巨大な船の造船所があり、数隻の船が並んでいる光景は壮観でした(残念!写真ありません)。

ハァ~、それじゃあ坂道を登ろうか…。と、その時!

自販機のおかげで命拾い

登る前に視力1.5の右目で網手港の方を注意深く見ると自販機発見!

やった!あるじゃん!

じーはんき、あそれ、じーはんき!あそーれ… 心の中では小躍りしています。

神様仏様自販機様、動いてるよね?売り切れじゃないよね?

砂漠ではオアシスだと思ったら心綺楼だったというよくあるオチ。

まさかあったかいお汁粉しかないとか?

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またはあったかいコーンポタージュとか…。

んなわけねーか。あったとしたらいったい誰が?なんのために?陰謀か?オレはハメられているのか!?

だめだ、熱中症で頭がおかしくなって被害妄想が出てきている。

16:28 網手港の自販機(よく見て下さい電柱の傍にあります)

↓ひゃっほう!砂漠の中のオアシスやー。

「『キィーン』と冷えたおいし~い商品揃ってます!」ですって!ありがたや、ありがたや…。

16:29 Asahi & CALPIS の自販機

自販機でジュースを買うなんて、普段の節約生活から考えるとあり得ません。しかし背に腹は代えられない。

150円もするのか、激安スーパーなら68円で売ってるやろ。くそう、こんなところにまでアメリカ市場原理主義が働いていやがる。

そんなことはどうでもいい、早く水分を…

16:30 SUPER H2O 大容量600ml 150円

↑水分の一番多いこれや!これに決まってるやろ!「熱中症対策!!」ですって!

脱水症状なのか、指がブルブル震えます。

み…水…(ミミズじゃないよ)。水をくれ…。

16:31 SUPER H2O 600ml 150円

↑スーパーエイチツーオー! スーパー! エイチ! ツー! オー! 早く飲みたい!

ゴクゴクゴク…

ぷはぁ~…助かった~…。「『キィーン』と冷え」てるわ~。

一気に汗が吹き出します。ヤバかった…。

今度からアクエリアスは最低2本は持って来よう。

ここは坊勢島と網手港を結ぶ連絡船の船着き場なんですね。それで自販機があったのか…。

16:32 網手港の待合所

飲料を飲み干して日陰で少しだけ休憩してすぐ出発です。

真浦港へ向けて出発

よっし、HP回復!

勇気凛凛、元気100倍!出発おしんこー!

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これはおしるこ。

いきなり上り坂

島は日が傾いてから暗くなるのが早いから急がねば。

16:35 網手港を出発してすぐの上り坂

ヒグラシがカナカナ…と鳴いてます。ノスタルジックです。

来るときは車には会わなかったけど、帰り道は車が3台ほど僕を追い越して行きました。車も上り坂はしんどそうです。

↓だいぶ登って来たよ!今日僕、めっちゃ頑張ってるよ。

16:38 県道426号 網手の浜加野線

上り坂はまだまだ続く。

心を無にして自転車を押します。

16:38 県道426号 網手の浜加野線

↓頂上まであと少し。

16:39 県道426号 網手の浜加野線

ハァー、ハァー、ハァー… まだまだ若いモンには負けんぞぉー!

頂上から一気に下り

↓峠を越えると一気に急な下り坂に。そういえば朝これ登ってきたとき、ここが一番キツかったんだった。

16:40 県道426号 網手の浜加野線

うわ~止まんねぇ~!

↓おぃおぃおぃ、退いて退いてどいてー!どいてくれぇ~!

16:41 県道426号 網手の浜加野線 家島運動広場前

スピードが落ちないので一気にふもとまで降りてきました。

16:43 県道426号 網手の浜加野線 フクイ酒店前

↑狭い路地にいくつかの商店もありました。鮮魚店もあった気がしますが今回はスルー!

家島本島の北側

真浦港から北へ名もなき波止を目指す

↓は~いっ!真浦港に着きました!旅館が立ち並んでいますね。巨大な船の造船所も見えます。

16:45 真浦港

海沿いの道を海を右手にして自転車を漕ぎます。

16:45 海岸沿いの道路 家島石船協同組合の手前

↓小型船の係留場です。その向こうには巨大な船の造船所が見えます。僕にはなかなか非日常的な景色です。

16:48 34°40’52.0″N 134°31’45.9″E

目的の防波堤まであと少しのはずなんだけどなー。と思ったら!

↓また登るんかーい!…もうイヤだ…。

16:51 天神海運(株)前

いやぁ~、もう、今日はしんどいから帰ろうかな…。心が折れそうになっています。

いやいや、せっかく来たんだし、がんばって行ってみよう!

よいしょ、こいしょ、うんせ、こらせ、…

↓あ!ここ?ここを右だよね!?がんばって来て良かった…。

16:54 分岐点 34°40’51.4″N 134°31’56.0″E

ひやぁ~~~~!!また急なくだりざか~~~~!誰か止めてえ~~~~!

16:55 下に降りる脇道

対向車来てたらヤバかった。防波堤入口を10mオーバーラン。

名もなき防波堤

↓ここに自転車を止めます。鍵もしっかり締めてっと。

16:57 名もなき防波堤 34°40’50.2″N 134°31’59.3″E

誰も居ないけど、釣りしてもいいんだよね?なんでこんな良い釣り場が無人なんだろう。

17:01 防波堤の北東側

↑デカイ船が二本のロープで防波堤に引き留められています。ロープの張り具合は恐ろしいくらいビンビンです。

↓先端に入れました。ていうか防波堤には誰も居ない。イカスミは防波堤の根本の方にありましたが、頭上に電線があって投げづらいので先端まで来ました。よっしゃ、やったるで~。

17:01 防波堤の先端

↑対岸には宮港に近い釣りが出来そうな岸壁が見えます。あっちもほとんど人が居ない。

とりあえずYO-ZURIのアオリーQ RS 2.0号を投げてみます。

2~3回投げるとコロッケサイズの新子が2匹チェイスして来ましたが見てるだけですね。スレています。昼間はエギンガーで賑わってたのかな。

17:02 防波堤の先端から宮港を臨む

波止の内側ではチェイスは見えませんでした。

17:31 防波堤の先端から造船所を臨む

半端ない疲労感のなか、無心に投げていると小学生ぐらいの姉弟が見に来ました。

姉「釣れた?」
僕「あかんなー。君たち、お父さんかお母さんは?」
弟「おじいちゃんと来た。」(防波堤の根本でエギングしている。しかもかなりの手練れと見た。)
僕「この島の子?」
姉「ううん、姫路。おじいちゃんの家に泊まりに来た。」
僕「ふう~ん。昨日から?」
姉「ううん、おとついから。」
僕「おじいちゃんは釣り上手い?」
弟「わからへん。」
僕「教えてもらおかなー?」
弟「おじいちゃんの家はなー、真浦の山の上!」
僕「へぇーそうかー。」

ものの15分ほどで子供達はおじいちゃんと帰って行きました。諦めが早いな…。

夕マズメ

↓真浦港の向こうに日が沈みます。漁港の日没は郷愁感があっていいですね。

17:41 防波堤の先端から真浦港を臨む日没

日が落ちると一気に暗くなります。さて、ここは常夜灯もあるし、これからがチャンスタイムです!ヘッドライトも持って来てるし、ラスト1時間がんばるでー。

↓大きな月が出て来ました。美しい景色です。

18:00 月

また喉が渇いてきました。島の北側に来ても風は弱く、風速1~2mぐらいです。気温も体感25’Cぐらいから下がりません。

18:21 夕闇

暗くなってから、なんか、羽虫が出て来たなー。うっとうしい。耳元でもブンブン言ってます。

あれ?でも常夜灯にはそれほど集まってない。なんか、オレの周りだけに飛んでるような気がする…。

ヘッドライトを付けて、荷物の横に置いてもそこには集まらず、僕の周りにブンブン集まって来ます。

なんで?汗の臭いで?

ヘッドライトを頭に付けて、ふと足元を見ると…

18:29 大量の蚊

シギャー!!ミギャー!!ムギャー!!

蚊です。手で払い除けても無限にたかって来ます。

もしもボックスがあったらまず最初にこの世の全ての蚊を絶滅させたい。と僕は常々思っています。

なぜかわからんけど、他の人は喰われないのに、僕ばっかりに蚊が集まってくる体質なんです。

しゅーりょー!

納竿

19:30頃までがんばろうと思ってたけど、ムリ!ヤメ!帰ります!

さっきのおじいちゃん達が帰ったのは蚊が多いからか~。教えてくれたらいいのに~。

18:32 荷物まとめ

たしか19:10に真浦発の船があったよな。それに乗ろう。間に合うと思う。

18:34 名もなき防波堤の常夜灯

蚊さえいなければこの常夜灯の下でやりたかったのに~。家島で夜釣りするなら夏~秋にかけては蚊取り線香は必需品です。

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18:38 名もなき防波堤の夜景

↑自転車を押して坂道を上っている途中で先ほど釣りをしていた防波堤が見えました。自転車を止めて写真に納めます。

真浦港

蚊に刺された両足はほとんどかゆみがありません。幸いしたのは、蚊がヤブ蚊ではなく、イエ蚊だったという点です。これがヤブ蚊だったらかゆ過ぎて気絶していたかもしれません。

18:43 真浦港浮き桟橋

無事に真浦港に戻って来ました。

18:44 レンタサイクル

↑今日一日レンタルした普通の自転車です。朝手続きしてくれたおじさんはまだ働いていました。ありがとうございましたとお礼を言って返します。ハイシーズンには全て貸し出し中になることもあるらしいので電話予約しておくのが確実です。

18:47 ふれあいプラザ内のチケット売り場

この時間高福ライナーの窓口は閉まっていました。窓口には次に出発する便の時刻が掲示されています。高速いえしまでも高福ライナーでも、どちらに乗っても帰れますが、先に出発する高福ライナーで帰ります。

ふれあいプラザ内の待合室には島と内地で離れて住んでると思われるカップルっぽい若者が話し込んでいました。いいねぇ!若い人は!人生これからだねぇ!

僕は多少時間を持て余して浮き桟橋の方へ行ったりふれあいプラザ内をうろついたりして暇を潰しました。

19:03 真浦港に到着した高福ライナー

宮港発、真浦港経由、姫路行の高福ライナーが到着しました。

客室は空いてて快適でした。乗客は宮港から乗った人と合わせて20人ほどだったと思います。

無事に19:37に姫路港に着いて、ひょうご埠頭(株)駐車場の料金500円の制限時間である21時に間に合いました。

帰宅してイカを捌く

スーパーに寄ってスポーツドリンクとチューハイを買って、車にガソリンを給油してから帰宅。

さっそく初物のアオリイカを捌きます。まだ小さいのに持って帰ってゴメンね。

21:08 新子のアオリイカ

来週はもっと大きいやつを釣るぞ!

21:35 イカの刺身とゲソ

ゲソは翌日の味噌汁に入れて食べました。

今回の教訓

  • 何度もしつこいけど9月中旬だからといってもまだまだ暑いのでスポーツ飲料は最低1Lは持って行くこと。
  • 家島で夏~秋に夜釣りをするなら蚊取り線香は必需品。