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2021/09/19 家島本島 エギング(前編)

2023年5月5日

瀬戸内海でもあちこちから新子のアオリイカの釣果が聞こえてくるようになりました。

僕も今日から毎週場所を変えてエギングの練習に行く事にします。

今日は台風14号が過ぎた2日後でその影響で2~6mの北風が吹く予報です。

今回は家島諸島の中で北風が追い風となる場所をGoogle Mapで探し、家島本島へ行くことにしました。坊勢島・男鹿島には行ったことがありますが、家島本島は初上陸です。

今回の釣行は3回に分けて報告します。

  • 前編・・・家島の網手港到着まで
  • 中編・・・島の南側での釣行
  • 後編・・・島の北側での釣行

本編では家島の南側にある網手(あで)港に行く方法を紹介します。

船を降りてからの距離が2kmぐらいあるので普通の自転車も借りました。その自転車の借り方も紹介します。

今日の天気予報は晴れ、気温は21~28’Cです。沿岸波高は0.2mの凪です。潮は中潮で09:12/22:42に満潮、04:26/15:17に干潮です。

準備

釣具の準備は昨日までに出来ています。

09/18 16:13 荷物

まー、僕のエギングはまだ初心者レベルなので、そんなに釣れるわけないか…ということで、結局、10Lのクーラーボックスは重たいので発泡スチロールに変更しました。

ただ、この発泡スチロール、ダイソーで300円で買った代物なので薄いから保冷力が貧弱です。それに小さすぎて500ccのアクエリアスが斜めに1本しか入りません。今日は風もあるしあんまり暑くなさそうだったので当日1本しか持って行かなかったのですが、甘かった…。この判断は間違いでした。危うくもう少しで熱中症になるところでした。朝は涼しくなりましたが日中はまだまだ暑いです!最低2本は持って行きましょう。

もう一回り大きいのがあればペットボトル2本は入れられます。でも大き過ぎると持って行くのが重たいです。

ちょうどいいのがないかな~と探したら、ありました!今年(2021年6月)発売のダイワのミニクールS650です。amazonでの評価もとても良いです。

  • サンドイッチやおにぎりを濡らさず収納できるプルーフケース付き
  • ふんばるマン標準装備
  • ショルダーベルト標準装備
  • 座れる頑丈ボディ
  • 自転車の前かごに乗せられるサイズ
  • CPアイス(保冷剤)がピッタリ入る
  • 一番小さいS650なら自重1.5kgで持ち運びに苦痛じゃない

amazonで4,000円弱です。コレ買うわ、オレ…。

姫路・飾磨港へ

当日は5:00に目が覚めました。なんかもう、体質がおじいちゃんみたいです。

半分寝ぼけながらスマホの充電を外したところで、このブログ用のカメラを充電し忘れている事に気付きました。

ハアッ!?エライこっちゃ!一気に目が覚めます。

とりあえず出発するまでギリギリまで充電し、5:25に家を出発しました。

車のシガーソケットから充電できるUSBチャージャーを装備してましたので、姫路港に着くまでの間もカメラに充電が出来て助かりました。

ひょうご埠頭(株)駐車場

今年5月に坊勢島へ行った時は姫路港第3駐車場に車を停めて、そこからポートセンターまでたくさんの荷物を持って500m程歩きました。姫路ポートセンターのサイトを見て、公式の駐車場の中では日付が変わるまで一日500円という最安値でしたのでその駐車場を選んだのです。

しかし坊勢島から帰って来た時にフェリーターミナルに近くて半日500円という看板を見た記憶がありました。

今回はそれを思い出して姫路港第3駐車場よりマシな駐車場は無いかとよく調べたところ、ひょうご埠頭(株)駐車場というところを見つけました。こちらの資料がわかりやすく参考になります。

ひょうご埠頭(株)駐車場の料金は、次の通りです。(2021年9月現在)

時間帯料金
5:00~21:00500円
21:00~6:00500円
ひょうご埠頭(株)駐車料金

まれに営業していない日もあるらしいので、行く前の日に確認した方が良いです。

家島へ一番早く出発する連絡船の時刻は6:55で、姫路には20時には帰る計画でしたので、5:00~21:00の時間帯に停めて500円、しかも前回停めた姫路港第3駐車場よりも近いということで、家島でデイゲームに行くならここが最適な選択です。

僕はひょうご埠頭(株)駐車場を探しながら走っていたので遅くて、他の車は僕をどんどん追い越してこの横道(↓)へどんどん入って行きます。
前回は僕の車だけ野田川の方へ曲がって行って他の車はみんな直進して行ったけど、皆ここに停めてたんやね…。教えてよ…。

国道250号線から南下してこの「P」の看板のある交差点を左に入るのが正解です。左にレンガ造りの植え込みがある所です。皆ここを左折して行きましたが、どんくさい僕は300mほど真っすぐ行き過ぎてしまい、そこから左折して岸壁沿いをぐるっと反時計回りに戻って来てようやく入れました。下の写真は駐車した後で撮っています。

岸壁には今日は釣り大会があるのか、200人ぐらいが特別便のフェリーに乗り込んでいるところでした。

06:19 ひょうご埠頭(株)駐車場への横道

上の写真↑の交差点を正しく左折してすぐ、下の写真↓の右手のレンガ造りの植え込みのある入口に入ります。

06:20 ひょうご埠頭(株)駐車場 入口

上の写真↑のT字路を右折後すぐ右手に入口があります(下の写真)。ネットで調べた入口の看板と同じものがあったのでここで間違いありません。今日は営業してて良かった(←事前に確認していませんでした)。

06:17 ひょうご埠頭(株)駐車場 料金ゲート

ここから荷物を持ってフェリーターミナルに向かいます。

フェリーターミナルへ

駐車場からフェリーターミナルへの道のりは約250m、姫路港第3駐車場に停めた場合の半分ぐらいの道のりです。

赤い大きなオブジェのある飾万津(「しかまつ」または「しかまづ」と読む)臨港公園を通ってポートセンターへ向かいます。

ここは車横付けで釣りができるんですね~。いや、たぶん注意されると思うけど…。

06:21 飾磨港で釣りをする夫婦?

公園をショートカットして抜けた所にポートセンターがあります。

06:24 姫路港管理事務所の向こうに姫路ポートセンター

ポートセンターに入ると行列ができていました。

げえっ!並ばんとアカンの!?

僕は行列に並ぶのが比較的嫌いです。

どれぐらい嫌いかっていうと、お気に入りのラーメン店に行列ができていたら迷わず他を当たるっていうぐらい行列が嫌いです。

幸い、この行列は小豆島へ行く人の行列でした。

06:26 ポートセンター内で乗船券を買い求める行列

行列はポートセンターの外にまでつながっていました。大変だねえ~。小豆島か…。いつか行ってみたい。

一方の僕は家島本島へ行くため、高福ライナーという連絡船のチケットを買わないといけません。

しかし高福ライナーの窓口も券売機も見つけられませんでした。(※)

浮き桟橋の方に行くと高福ライナーの乗り場に貨物を運ぶ人が。

僕「すみません、高福ライナーのスタッフの方ですか?」
運ぶ人「…違うけど何?」
僕「高福ライナーに乗りたいのですが。」
運ぶ人「それなら乗ってから船内で料金を払えばいいよ。」
僕「ありがとうございます。」

この時間帯はそういうシステムね!了解!(※)

やっぱ、初めて何かを初めてするときは時間に余裕を持って行動するのが良いです。

(※)帰ってから調べると、ポートセンターの入口ドア付近に券売機があるらしいです。☆Happy life☆さんのブログが写真が豊富で参考になりました。

06:28 姫路港 浮き桟橋

家島本島へ行くには高福ライナーか高速いえしまという連絡船を使います。

高福ライナーに乗船

今回は普通の自転車をレンタルしてくれる高福ライナーに乗りました。別に高速いえしまに乗ってもレンタルしてくれると思うけど、高福ライナーの第一便が6:55、高速いえしまの第一便が7:10で、高福ライナーの方が出発時刻が15分早いのです。

家島観光事業組合 定期船運航時刻表

06:40 高福ライナーの連絡船

第一便は家島発姫路港着で、この船がピストン輸送しているようです。

船に乗るとクーラー(僕のは小さい発泡スチロール箱ですが)は客室の外、船の船首側に置かれます。大型のロッドケースも外ですが、エギングロッド1本ぐらいなら客室内に手持ち荷物として持って行けます。

他の乗客に倣い、操舵室で乗務員に乗船料1,000円を払って好きな座席に座ります。

坊勢島に行く時は釣具チケット300円を別で払いましたが、家島に行くなら釣具チケットは不要なようです。

06:44 前方の客室

上の写真のトイレ前にも3人ほど座れる茶色いシートのベンチがあります。

移動中の時間を利用して朝食を摂りたかったのですが、誰も食べていませんので客室内は恐らく飲食禁止です。今度からは船に乗る前に食べておこう。

06:44 後ろの客室

釣り師には後ろの席が人気のようです。釣り師らしき人がどんどん後ろの客室に入っていきます。

客室は坊勢輝汽船のはるかと同じぐらいの広さです。30人ぐらいの乗客が乗りましたが、それでもまだ座席は半分ぐらい空いています。

僕も広々座れて快適でした。

船が出発して乗客の人数を数え終えた乗組員にカメラの充電をしてもよいか聞くと「ああ、どうぞどうぞ」と快諾してくれました。家島に着くまでの間充電させてもらいました。

家島本島に初上陸

今日は3~6mの北風が吹くとの予報でしたが波はそれほど荒れていませんでした。

新型コロナ対策のためか、到着まで話し声は全く聞こえてきませんでした。

真浦港に到着

男鹿島が見えてしばらくして家島真浦港へ到着。ここで降ります。

07:23 家島 真浦港に到着

連絡船は「真浦港」と「宮港」に停まります。僕は高福ライナーで普通の自転車をレンタル予約しています。普通の自転車は真浦港のふれあいプラザ内の高福ライナーで借りるのでここで降ります。

自分のクーラー(小さい発泡スチロール箱)を忘れずに受け取って船を降ります。

07:24 真浦港に到着した高福ライナー

快適な船旅でした。船はこの後宮港へ向かいます。

07:25 真浦港の浮き桟橋

僕は高福ライナーで普通の自転車のレンタルを電話で予約していました。その時に、電話のおねえさんから「早朝は窓口が閉まっているから綱取りのおじさんに声を掛けて下さい。」と言われていました。あの人(↑)に声を掛けます。

レンタサイクル

僕「すみません、自転車を予約していた僕ですが。」
おじさん「ああ、はいはい!聞いてますよ!ちょっと待ってね、これを運んだらすぐ行きますから、あちら(ふれあいプラザ)で待っててください。すぐ行きますから!」

感じの良い気さくな方です。

07:26 真浦港のふれあいプラザ

坊勢島にもふれあいプラザはありました。こちらのふれあいプラザもまだ建物が新しくてキレイです。建物に入って右手に売店があったと思います。売店は早朝でしたので閉まっていました。

まもなく綱取りのおじさんがやってきて、レンタサイクルの受付票に記入します。その間におじさんが自転車を建物の前まで運んでくれています。

07:27 ふれあいプラザ内のチケット売り場

料金を支払って外に出ると、おじさんが僕の身長(いやぁ~、そんな長い脚に見えますぅ~?)に合わせてサドルの位置を高めに設定してくれました。サービスが行き届いてますね!

家島では電動アシスト自転車と普通の自転車がレンタルできます。

電動アシスト自転車は観光事業組合で10時から借りれて16時には返さなくてはならず、それで料金合計1,600円。別途保証預り金として2,500円が必要です。

普通の自転車は高福ライナーだけが扱っているらしく、第一便到着後~20:00頃まで借りられて1日600円です。

家島観光事業組合 レンタサイクル★島チャリ・あります!!

他に原付バイクや自動車をレンタルできるところもあります。

07:32 高福ライナーのレンタサイクル

自転車は僕の身長に合わせて大き目の27インチのものを用意してくれました。ありがとうございます。

27cm幅のクーラーなら自転車の前カゴに余裕で入ります。やっぱり発泡スチロール箱にして正解でした。

自転車でGo!

それでは島の南に向けて出発します。

坊勢島でも活躍したGoogle MapによるGPSナビゲーションを見ながら移動します。まずはスマホ内の方位センサを調整します。これはGoogle Mapに表示された現在位置の●をタップして「軟正」をタップして指示される通り斜めに8の字を描くように動かすことで補正・調整します。

07:33 スタート地点の真浦港

↑島の南に行くには右後ろ方向に向かえばいいみたいです。

↓港の背後のビル(真浦区会)に向かって左側へ進みます。

07:35 スタート地点のビル(真浦区会)

↓真浦区会ビルの前にあるロータリーのこの道路(県道426号 網手の浜加野線)を進みます。

07:37 真浦区会ビルの前のロータリー

↓スマホで隠れている(撮影ミスすみません)細い路地を通ります。

07:39 真浦神社前

↓路地に入ってすぐの所は民家の中にちょっとした商店や民宿が立ち並んでいます。

07:40 県道426号線

↑ここまで来ると後は道なりに行けそうです。この辺りはまだ道は平坦です。

上り坂

↓この辺りから僅かに登り勾配が始まりますがまだ自転車をこいで行けます。

07:41 ぐぅお好焼店付近

↑上り坂をブイーンと軽々と抜かされました。島ではやっぱり原付車が主要な交通手段です。竿を持っていたのでレンタルバイクだと思います。

交通量は少ないです。すれ違う車は1台もありませんでした。

↓この辺りからもう自転車を降りて押して歩かないといけません。

07:43 定食屋「かわさき」付近

↓上り坂がきつくなってきました。道なりに進めばいいのでスマホを見る必要はありません。というかスマホを出す余裕が無くなってきた…。9月中旬ですがまだまだセミが鳴いてます。気温はまだそれほど上がっていませんがジットリと汗をかいてます。予報で言うほどの風がないな~。汗が乾かないよ…。

07:49 (有)シバタオートサービスの手前

↑ハァハァ、フゥフゥ、まだ続くんかい。睡眠不足で足が吊りそうになってきました。

↓来た道を振り返って見ます。おー、だいぶ登って来たな~。

07:49 (有)シバタオートサービスの手前から真浦港側に振り返って見る

↓あっ!頂上?頂上ですよね?頂上であってくれ!頼む!

07:51 家島運動広場前

↓まだ続くんかーい!右手は「運動広場」ですが、ここに来るまでに結構な運動になってます。

07:51 最後の上り坂

↑本日最大のキツイ坂が出現。フヘヘ、やったろうやんけ。

ランナーズハイのようになってきました。心を無にして自転車を押して登ります。限界などまだまだ先です。まだまだ行けます。

↓今度こそ頂上や!

07:53 頂上

↑ハー、ヒー、フー、ヘー…

出発からここまで20分です。

下り坂

よっしゃー!あとは降りるだけ!よく頑張った、オレ!

坂を登りきってから自転車に乗ると…

え?ちょっと待って!こわ!そんな急に?

07:53 急な下り坂

↑ここから網手港まで自転車のブレーキ8割かけても徐行できないぐらいの急な下り坂です。自転車を予約した時に高福ライナーのおねえさんに聞いたところ、普通の人は下りも自転車から降りて歩くらしいです。今回僕は交通量が皆無だったため無事に下までノンストップで行けました。

網手港

ブレーキをかけても分岐点で止まれずに自動的に網手港まで突入しました。はぁ~怖かった…。

07:55 網手港

でも下り坂の風は爽快でした。頂上から2分で降りて来れました。

もう一度分岐点まで戻って下の写真の「←宮港」方面へ曲がります。

07:56 網手港の手前の分岐点

曲がってすぐ近くにある防波堤が今日の前半の目的地です。北風が追い風になって投げやすいはず。

最初の目的地の防波堤に到着

目的地の防波堤には原付バイクで来ているシニアエキスパートっぽい先客が一人居ます。

08:00 網手港の坊勢貨物の船着き場

軽く挨拶をして防波堤の先端に入ることができました。

写真をいっぱい撮ったのでバッテリ残量が気になります。今日は天気が良いのでソーラーパネル持ってきたら良かったな~。

中編に続く

今回の教訓

  • 寝る前にカメラの充電は忘れずに!
  • そもそも釣行の前の日に大好きなチューハイストロングを飲んだのが間違いだ。
  • エギングならクーラーは自転車かごに乗る小さいものを持って行くと良い(ちゃんとした保冷力で選ぶならダイワのSU 700を推奨)。
  • 家島にデイゲームに行くならひょうご埠頭(株)駐車場に停めるのが最適。
  • レンタサイクルは15時以降も釣りをするなら高福ライナーの普通の自転車を借りるのが最適。
  • 9月下旬でも晴れの日は飲料を最低1Lは持って行くこと。