2023/05/02 香住漁港 イカ狙い
去年のGWは初の徳島県上陸までして春アオリイカ狙いで出撃したのですがボウズでした。
↑このテンション、今見ると恥ずかしい…。一日かけて主要な漁港6か所を巡りました。漁港の様子やアクセス方法など写真を結構撮ったのでご参考にどうぞ!
今年は去年の経験を教訓にして、まー、どうせボウズならそこまで遠くに行かんでもええか、ちゅうことで日本海に行くことにしました。て言っても2時間ぐらいかかるんですけど。
日本海でも春アオリイカの釣果が聞こえてきましたのでエサで釣れるかやってみました。
時間帯 | 10:00~17:00 |
天気 | 晴れ |
気温 | 16.6~17.4’C |
風 | 北4m~北西2.5m |
沿岸波高 | 0.8m |
潮 | 中潮 |
満潮 | 12:31 |
干潮 | 06:11, 18:42 |
月齢 | 11.9(満月のちょっと手前) |
月出没時刻 | 3:20没、15:19出 |
場所は去年の秋、アオリイカがもうちょっとでタモに入るところで逃げられた香住へ行きました。
防波堤へのアクセス
僕が来たときに帰って行く人がちらほらいて、朝マズメからこの時間までやったけど、たぶん釣れんかったんやなー。
車は断崖絶壁の崖の端っこに停めました。崖崩れしないか心配です。
防波堤に行くにはこの崖を降りないといけません。
崖を降りるには最低でも片手はあけておかないといけないので荷物は最小限にします。つっても今回もあれこれ持ってきたので、バッカンを肩に掛けてかろうじて片手はあく状態です。
↓じゃあ、降りていきます。前回は翌日膝に来たから、今回は無理しないようにしよう。
2日前の雨は影響なさそうです、たぶん。ああ~、釣れたらええねんけどな~。
↑最初のうちはまだ普通に歩けます。
↑土が粘土質です。前回靴が泥んこになったので長靴を履いてきました。
↑一番の難所です。
↓荷物めっちゃ持ってます。大丈夫か、オレ。
↑一番下の方は山の湧水で足元はグチョグチョです。
なんとか滑ってコケたりせずに降りて来れました。
釣座確保
防波堤の先端には先客2人が居られました。
僕「すみません、ここ入っていいですか?」
先客「どうぞ、どうぞ!」
僕「ありがとうございます。何狙いですか?」
先客「いろいろですが、メインはコウイカです。」
僕「あー、僕と一緒です。」
先端の左角に入れさせてもらえることができました。
先客の方は地元の実習船の乗組員の方でした。ハワイまで行くこともあるらしいです。
コウイカが釣れるという噂を聞いて来られたらしいですが、現状、厳しいようです。そして根掛かりも酷いとのことでした。
今日は釣れんかもしれんから、もうピクニック気分で行くことにしよう。
まずレジャーシートを敷いて、荷物を下ろします。あーしんど。釣る前から疲れた。
それから去年この防波堤のために買ったタモの柄が海面に届くか確認します。
9mのシャフトを買ったのですが、かがんで膝を付けたらちょうど水面に届く距離でした。
10mでもよかったかな?9mでも持ち運ぶときはかなりの長さと重量です。今回ロッドとこのシャフトを100均のベリクロゴムバンドで束ねて来て正解でした。
外海側の巨大テトラにはなんと人がいます。日本海のテトラは巨大だから、上に乗ると滑って落水する可能性大です。足場はめちゃめちゃ悪いと思います。
恐ろしい…。どうやって行ったんやろう。まー、でも、二人連れなので、ちょっとは安心か。
このお二人もエギングで春アオリイカ狙いのようでした。
↑いい場所を確保できました。では準備しますか。
釣り開始
今回はスーパーで買って冷凍庫に眠っていたアジをエサにしてウキ釣りで狙います。
↑死んだ魚の目をしてるなー。釣れなさそう…。最初はワイヤーで縛ってましたが良くない気がする。
↓今回はボウズ逃れのために青イソメも買ってきました。
↑ピンボケですみません。仕掛けは胴付き仕掛けです。ロストしてもお財布にやさしいです。
遠投しても釣れないので、足元に落とすとすぐに手応えが。
足元はクサフグが沸いてます。うじゃうじゃいます。君じゃなくてガシラかメバルを釣りたいんだが。
フグにすぐエサを取られます。エサの付け直しで忙しい。
若いころゴカイを手でつまんで針に付けようとしてたら、噛まれたことがあって、それ以来ゴカイを手で持つのに恐怖心があります。
投げ釣りのときはこのつまみ君を愛用しています。ゴカイをカットする側の切れ味がイマイチなんですけどね…。
イカ狙いのウキ釣りの方は、当然というか、予想通りというか、全く反応ありません。
向かい風で遠投できず、潮が右手の先客の足元方に流れて行き、迷惑をかけるので何度も投げ直さないといけません。
しばらく様子を見て、ウキ釣りの方は潮が変わるまで仕掛けを上げとくことにしました。
釣れないので昼ご飯にします。カップラーメンをつくります。釣れない時は食べるのだけが楽しみです。
昼ご飯
灯台のドアの前がちょうど風裏になっていたので、そこにイワタニのコンパクトバーナーをセッティングします。
もう3回目なので手慣れたもんです。3分でセッティングできます。簡単便利です。
お湯が沸くのも3分、お湯を入れて3分でできあがり。
早くて簡単で旨いです。
先客「おおー、すごいですね。」
僕「いやいやいや、簡単ですよ!今日はこれが楽しみで来ました。」
灯台の風裏は無風で日当たりが良いので急いで食べると汗が出ます。
サッサと食って、サッサと片付けて、釣り再開です。
午後の部
投げ釣りの方で遠投して反応あり。小さいので釣れてるか釣れてないのかわかりにくい。
ベラか…。リリースです。この後ももう1匹ベラが釣れました。一応ボウズ逃れできましたが、釣れたのはベラ2匹とフグ2匹のみでした。
ウキ釣りの方は何度かウキが沈みましたが、たぶん駆け上がりの所で海底を引きずっていただけだと思います。エサのアジは後頭部をかじられたような形跡がありましたが、たぶんイカではないと思います。
先客が帰った後、若い常連さんらしき人が来て、
若「すみません、ここ入っていいですか?」
僕「どうぞ、どうぞ。」
日本海はマナーの良い人が多いなあ。
最後にベラが釣れた後は、フグすらも釣れなくなりました。
遠投して、しばらくして回収しても、エサが付いたまんまです。
ええ~…そんな、エサで釣れへんって、そんなことあるん?
ちょっとずつ底を引きずりながら巻いて探りましたが反応なし。
手前のかけ上がりで何度か根掛かりしましたが無事に回収。
撤収
そんなことを繰り返して、結局夕方まで粘りましたが、ずっと向かい風で投げにくくて、ウキ釣りの仕掛けも手前に流されて来てエサが浮いてしまうので、もう諦めて帰ることにしました。
僕「いやぁ~、厳しいっすねえ。」
若「でも、ここは場所は悪くないんですよ、墨跡もあるし、秋なんかは5m間隔で釣り人が入ってますよ。」
僕「そうなんすか。今日はエサにも食って来なかったんで…。」
若「まー、そんな日もありますよ。降りてすぐのところにイカが見えましたけど、エギに見向きもしなかったんで、こっち来たんですけどね。」
僕「えっ!それはいい情報を得ました。早速行ってきます。」
防波堤の付け根の方に向かいます。
潮が悪いんかなー?やっぱまだ水温が低いんかなー?
↑めっちゃ荷物担いでます。
↓防波堤の中程にホンダワラが生えているところがあり、そこにウキ釣りの仕掛けを投げ入れてみましたが、潮が左から右へ流れが速く、釣りにくいので4投ぐらいしてやめました。
「降りた所」っていうあたりをよーく見てみましたが、最近視力が落ちているのでイカを発見できませんでした。
この後、近くの海岸を散策して今子浦のカエル岩とか見てから帰りました。今子浦はホンダワラだらけで釣りにならない様子でした。
今回の教訓
- 春はイカどころか、エサで魚も釣れないことがある。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません