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2022/11/26 志筑新島 タチウオ釣り

2022年12月4日

前回11/05の志筑新島での太刀魚釣りで、アタリはあるけど上手く掛けられずにボウズに終わったので、前回の失敗を踏まえてリベンジ戦に出撃しました。

時間帯17:00~21:30
天気曇り時々晴れ
気温14.2~14.1’C
南南西2.0~3.0m
沿岸波高0.2~0.3m
中潮
満潮08:43, 19:08
干潮01:43, 13:42
月齢2.2
月出没時刻9:16~18:46
津名港の当日の気象情報

今回は次の点を改善して挑みます。

  • エサは活きエサを使う
  • 針を増やす

仕掛けを準備

前回の仕掛けでは針は1本で、針を避けるようにお腹だけをかじられていました。どこをかじっても掛かりやすくするために針は3本にしました。下の写真は2本針仕掛けですが実釣では3本針仕掛けを使いました。

11/25 22:53 自作の太刀魚仕掛け

このナイロンラインでの仕掛け以外にワイヤーでの仕掛けも自作しました。この件はまた別の投稿で報告します。

針はがまかつのカン付きチヌ針4号を使っています。

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ナイロンラインは5号でお買い得のやつで十分です。ナイロンだと切られるのでは?と思われるでしょうが、5匹釣るぐらいなら問題ありません。逆にワイヤーだとアタリが激減します。

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針とラインの結び方はオーソドックスな外掛け結びです。最初に一番下の針を外掛けで結び、次に2番目の針を一番下の針と9~10cm離したところで外掛け結びで巻き始めると、ラインに太さがあるので結んだときにちょうど2~3cm離れた位置に来るようにできますので覚えておきましょう。

仕掛けの全長が50~60cmぐらいになるようにして、端にスナップ付きスイベルを漁師結びダブルクリンチノットで結びます。

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太刀魚を5本ぐらい釣って、ラインがギザギザになったら仕掛けを交換すればいいでしょう。針はまた使えますので持って帰って再利用できます。

第一精工 アジバケツ

今回はタチウオの餌として活きエサとなるアジかイワシかサバをサビキで釣ろうとと思います。

そのために活きエサの持ち運びに便利な第一精工さんのアジバケツを購入しました。

09:59 第一精工 アジバケツ Φ30cm

amazonで2,700円ぐらいで思ったよりお値段が張るのですが、車で持ち運ぶ際に水がこぼれないようにする工夫や、アジを針に掛けるためのポケットがあったりして、第一精工さんらしい工夫・アイデアが詰まっているので、活きエサを使う釣りをするなら持っていて損はないと思います。

第一精工 アジバケツ 30cm

僕は30cmのサイズを購入しました。27cmサイズもあるのですが、アジスカリを装着できる一番小さいのが30cmサイズです。

第一精工
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後日アジスカリも買ったらレビューします。

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軽ワンボックス車の荷台に乗せるとこんな感じですです。

15:24 アジバケツ 使用感

けっこうでっかくて存在感あります。

クリーニング店で服を受け取って、釣具店でスイベルやタックルケースなどの小物を買ってから淡路島を渡りました。

ダンボールを敷いてる所がビンボ臭くて恥ずかしい。もうちょっとカッコつけた方がいいな…。

津名港でサビキ釣り

サビキで釣るといっても、今の時代、アジすらもなかなか釣るのが難しくなっています。アジが居ないんです。

どこでサビキ釣りができるのか知らないので、とりあえず行った事のある津名港へ行ってみました。サビキだと外海よりも湾奥の方が釣れるかな?と思ってフェリーターミナルの方へ行ってみました。

サビキをしている人も居ましたが、誰も釣れてない様子でしたのでここで釣るのはやめました。

ここから津名港の車横付けエリアを見てみるとガラガラに空いてます。え?どゆこと?急いでそちらへ向かいますと…

車横付けエリアの入り口には誘導灯を持った人が2人居て、来た車を門前払いしていました。そういうことか…。なんか帆船のイベントみたいなのをやってて人が帆船の横に集まって何かしていました。

防波堤の方へ荷物を持って歩いていくと、海中にはスズメダイがウジャウジャいます。ウエ~…。さすがにスズメダイはタチウオのエサにはならんなぁ(たぶんだけど)。テトラ側を見るとプラグとかジグを投げてる人、カレイ狙いの人など居ましたが、僕が見た限り釣れていませんでした。

ふむーん。ここもアジとか釣れそうになかったのでヤメにしました。

もうそろそろ日が暮れそうになってきたので、やむなくつりえさ店で死にエサを買いに行きます。そこでちょっと大きめですが冷凍イワシがあったので今回はキビナゴをやめてイワシにしました。お会計の際に店主が「生穂漁港でイワシがサビキで釣れてる」という情報をくれたので行ってみることにしました。イワシを買う前に聞けば良かった…。

生穂漁港でサビキ釣り

生穂漁港に行って様子を見てみると、誰一人釣り人がいません。

しかし水中を凝視すると時々イワシのようなウロコの光がキラッ!と光り、時々小魚が水面を時々パシャッ!とやってます。おお、居るやん。急いでサビキで狙いますが、全く反応ありません。

うーん…どういうこと?水面をジャンプしたりしてたので、たぶんここに居た小魚はイワシじゃなくて、ボラの子(ハクまたはスバシリ)だったのだと思います。釣れそうにないし夕暮れまでもう時間もないので諦めました。でもたぶんハクでも釣れたらタチウオの良いエサになっただろうと思います。

ここには釣り人は居ませんでしたが、もうちょっと外海側の防波堤には多くの人が見えました。

では、今日の主戦場の志筑新島の防波堤へ向かいます。イワシ、買っといてよかった…。

津名港志筑外南防波堤

志筑新島の防波堤では前回よりも釣り客が多かったので、防波堤はヤメにして、島の護岸から投げようとしたのですが、テトラの組み方が足場が悪そうでしたので、結局前回と同じ防波堤の方へ行きました。防波堤の先端の方まで行ってようやく左右に余裕のある場所に入れました。

今回持って来ているのはサビキ釣りと兼用の波止竿です。これが安物のグラスロッドなので重い!けどがんばります。

前回同様、ウキは付けずに漂わせて自然沈下させながらさびく釣り方です。発光体は必ず付けます。この釣り場では発光体はイワシの位置から2.5mぐらいの所に付けるのがちょうど良いみたいです。これよりも短すぎるとすぐに沈んで見えなくなり、長すぎると根掛かりすると思います。

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仕掛けは家で作ってきた3連針仕掛けです。これにイワシを付けて漂わせます。

17:05 自作の太刀魚仕掛け

針をイワシの首根っこ、背中、尾てい骨(?)辺りの3か所に掛けて投げます。イワシが大きいので尻尾の方までは届きませんでした。

イワシが大きいので4本針にしてやろうと思ったのですが、さっき買ってきたスナップスイベルとか針を車に置き忘れて来てしまって改良ができない…。ああーっ!俺のバカ!はぁー、もうめんどくさいからとりあえずこれで行こう!

イワシが大きいので投げると飛距離が出ます。ただし、デカい分、沈下速度も速いです。なので回収の頻度が多くなり、エサの消耗も早くなります。

そして、4.5mの波止竿とPEラインの相性が最悪です!3回に1回ぐらいはガイドで絡まってしまいます。ああーっ!もう!何なん!?本当にイラつく!

何度も投げて回収し、何度もガイドに絡まって仕掛けが足元にビチョーンっと落ちたりしてエサにダメージが強かったと思いますが、3本針なのでエサ持ちは思ったほど悪くはありませんでした。

エサが大きいので、漂わせるというよりも、けっこう速く沈んでいく感じですね。

そんな困難もありつつ、最初に掛かったのはフグでした。

18:04 クサフグ

お前… イワシも食うんや…。

そしてタチウオのアタリもけっこうあります。

19:16 食われたイワシ

上手いこと針の所を避けるなぁ。

アタリは何回もあるのですが、掛かりません。むずかしい…。

イワシは下半身を中心に攻撃を受けて一発で使い物にならなくなります。ので、エサの消費が速いです。

てか、帆船のパーティーがカラオケ大会やってて、うっせえわ!

やっと1匹

そうこうしているうちに、足元から3mぐらいのところで、「コツ…コツ…」と今までにない確実な手応えあり。思いっきり合わせると相手も急に慌てて暴れだしました。

20:00 タチウオ

やっと一匹釣れました。一番下の針が口の中の下顎に掛かり、絶対外れない位置でフッキングしていました。それぐらいの勢いで食い付いてくれないとフッキングできないのか。難しい…。

その後もアタリはあるんだけど釣れない状況が続きました。

20:59 食われたイワシ

体調も悪くなってきて、エサも無くなったのでこれで終了としました。

釣れたタチウオの太さは指2.5本ぐらいでした。翌日の晩御飯のおかずにしました。薄いので取れる身が思ったよりも少なかったです。

11/27 19:02 太刀魚の刺身

血抜きをしてなかった、というか、タチウオって普通血抜きするんかな?刺身を作ってる時に脊髄から血がピューッと噴出。血合いが多くて血生臭い刺身となりました。僕は一切れだけ食べてあとは子供たちが全部食べてくれました。

今回の教訓

  • イワシは尻尾から食われるようなので尻尾側に針を忍ばせる。
  • 一番上の針を背中に付けるとエサが折れ曲がってエサ持ちが悪くなる。一番上の針は首根っこに付けるとエサ持ちが良くなる。
  • 波止竿とPEラインは相性が悪いので、ナイロンラインを使用するのがおすすめ。