2022/04/17 AbuGarcia System Back Pack
原チャリでの機動性を重視したランガンに使用する目的で、アブガルシア システムバックパック コーティングベージュを購入しました。
見た目も若い人向けに普段使いでもイケそうなカジュアルな感じでカッコイイですよね!
僕は加古川から明石、加古川から姫路ぐらいなら普通に原チャリで行きます。交通渋滞の多いこの辺りを昼間移動するなら原チャリの方が速いです。そんな時、バッカンやクーラーは積めませんのでリュックを愛用していました。そのリュックも10年以上使い続けてボロボロです。そこで釣り専用の防滴バックパックに買い替えることにしました。
このアブガルシア システムバックパックは同じアブガルシアのEVAタックルボックス2が「ジャストで収納可能」とメーカーサイトに記載されています。
しかし、私の計算が正しければ、余裕でもっと入るはずです。実際に試してみることにしました。
システム収納の見積もり
私の計算が正しければ、EVAタックルボックス2のMとSの組み合わせが2組入るはずです。
システムバックパックを購入して内寸を計測後にEVAタックルボックス2のMとSも2つずつ購入しました。
サイズ感を比較するため並べてみました。
安物のカメラのせいか、ホワイトバランスがおかしいですけど、実物はもっとカッコイイ色です!
えええ~…ミスった?ギリギリ入らなさそうに見える…。いや、単にバックパックが畳まれているせいか?
実際に自分で測ったシステムバックパックの内寸は次の通りです。
上部気室 | 下部気室 | |
幅(cm) | 29 | 29 |
深さ(cm) | 30 | 23 |
奥行き(cm) | 13 | 13 |
メーカーサイトに記載されているEVAタックルボックス2のサイズは次の通りです。
サイズ | M | S |
幅(cm) | 21 | 21 |
深さ(cm) | 12 | 12 |
奥行き(cm) | 17.5 | 11.5 |
- MとSの奥行きを足すと17.5+11.5=29.0です。これがバックパックの横幅に入るはず。
- MとSの幅は同じ21なのでバックパックの上部気室と下部気室にそれぞれ入るはず。
- MとSの深さは同じ12でこれがバックパックの奥行きに入るはず。
だから上の写真のEVAタックルボックスが全部入るはずなんです。
ちなみに、EVAタックルボックスは2020年頃にモデルチェンジしてサイズが変更(わずかに小さくなった)されています。
EVA Tackle Box2 M
↓左が前モデルのサイズM、右が現行モデルのサイズMです。幅(下の写真では縦方向)が少し小さくなっています。
たぶん、システム収納する親容器のサイズに合わせてリニューアルしたのだろうと思われます。
↓上が現行モデルのサイズM、下が前モデルのサイズMです。
前モデルの方が40cmバッカンにちょうどのサイズだったので、個人的には前モデルの方が好みです。2021年には既に前モデルは入手不可能となっていました。
EVA Tackle Box2 S
サイズSも前モデルと比べて幅が小さくなっています(前モデルの写真は撮り忘れました)。
シマノの3000~4000クラスのリールが余裕で入ります。
システムバックパック 上部気室
システムバックパックの上部気室にはフックフォルダが付属しています。なかなか心遣いの行き届いた製品です。(バックパックの色味は下の写真のものが実物に近いです。ご参考までに。)
ここにEVAタックルボックス2のMとSを入れてみます。
キツキツやん…。ちょっと無理があるわ…。
おりゃあ!と気合で入れてみます。
いやまあ、入るには入ったけど、出し入れのたびにいちいちキツイわ。これだとバックパック側の傷みが気になる。
この状態で上部のフタのファスナーは一応閉じることができます。
システムバックパック 下部気室
↓写真の色味がおかしいけど、実物はもっと濃くてカッコイイんです!なんでやろう、背景のじゅうたんがアカンのかな…?
この状態で、下部の気室にも同じようにEVAタックルボックス2のMとSを並べて入れてみます。
いやちょっとムリあるわ。バックパックのサイドのゴムバンドの締め付けが余計に窮屈さに拍車をかけています。
さぁ、閉まるかな?
よっしゃ!入った!どうだ?多少ムリヤリ突っ込んだけど…。
いや、アカンわ、ファスナーが全然閉まらねぇ。無理だな、これわ。諦めよう。
サイズMを1つだけ入れて横向けにしたら余裕で入ります。サイズSがジャストフィットってメーカーサイトに書いてあったけど、サイズSならさらに余裕で入ります。
ファスナーを閉めてみた
上部気室にEVAタックルボックス2のMとSを、下部気室にMを収納してファスナーを閉めました。
Sが一つ余ってしまいました…。
気室を1つにして試す
いやちょっと待てよ、そういえば上部と下部の区切りを無くして1気室にすることができるんでした。やってみましょう。
システムバックパックはファスナーで閉じるパーティションで上部と下部が分かれています。
このファスナーを開いて1気室にしてEVAタックルボックス2のMとSが下部に入るか試してみました。
アカン、入らんわ…。つっかえる。どうも下部はサイドのゴムバンドの締め付けで入りにくくなっています。
ということで、下部はEVAタックルボックス2のMを横向けに1つのみの収納が限界です。
システム収納の結論
結局、使い勝手を考えると上下2気室で使う方が便利です。そしてEVAタックルボックスを次のように収納すると良いでしょう。
- 下部気室にはEVAタックルボックス2のサイズMを1つ収納
- 上部気室にはEVAタックルボックス2のサイズSを2つ収納
こうするとちょうど良いぐらいの余裕を持って収納が可能です。
サイドにセミハードパックロッドケースを差し込む事を考えるとこれぐらいの余裕を持たせた方が良いと思います。
バックパックの重さは実際に測ったわけではないですが、体感で700gぐらいかな?大きさの割には軽い方です(あくまで個人的な感覚)。バックパックにEVAタックルボックスを上記の結論の通りに収納して担ぐとちょっと重さを感じます。ここに荷物を満載してのランガンは50のオジサンにはキツイですが、移動する時だけ担ぐという使い方なら使い倒せるイメージがわきます!
持っているだけで気持ちがアガるバックパック。ランガンにいかがでしょうか。amazonで8,000円ぐらいです。
EVAタックルボックスのサイズMとSも合わせてどうぞ!amazonで1,500円ぐらいです。
今回の教訓
- サイズの計測は厳密に行おう!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません