2023/07/16 鳥取 オモリグ
2020年に初めてオモリグをしたときはオマツリばっかりして難しかったので諦めて、それ以後はイカメタルばっかりやっていました。昨年のイカメタルでは72杯で数は釣れたのですが、型がそれほど大きくなくて捌くのも大変でした。
隣でオモリグをしていた人はビール瓶ぐらいの良型ばかり釣れていたので、今年は数は減らしてもいいから大型狙いでオモリグにチャレンジしてみました。
時間帯 | 17:30~23:00 |
天気 | 晴れ |
気温 | 31.9~27.9’C |
風 | 北北西3.3m~南東2.5m |
波高 | 0.3m(ベタ凪) |
潮 | 大潮 |
満潮 | 12:10 |
干潮 | 04:04 / 20:19 |
月齢 | 27.9 |
月出没時刻 | 3:05出 / 18:31没 |
道の駅 あわくらんど
姫路から鳥取へのアクセスには無料の鳥取自動車道を通ります。そのちょうど中間の位置に道の駅「あわくらんど」があります。今年もトイレ休憩に立ち寄りました。駐車場は満車で少し待たないと停められませんでした。
去年もトイレ休憩で偶然立ち寄ったのですが、こんなにいい場所とは知らず、カメラを車に置いてきてしまったので写真を撮れませんでした。なので今回載せておきます。
施設の裏手には吉野川があり、清流の風景に癒されます。
店内にはお土産屋さんやレストランがあります。ちょっとした旅行気分を味わえます。
階段で川まで下りられます。ひざ下ぐらい水に浸かると気分爽快です。
イオンモール鳥取北
鳥取西ICを降りて賀露港へ向かう途中にあるイオンモールに立ち寄ります。遅めの昼ご飯をばり馬鳥取トリニティモール店で食べます。ちなみに朝は9時ぐらいまでゆっくり寝て、朝ご飯も遅めに食べてきています。
僕はメニューの一番最初にあった「創業の味」味玉ばり馬という豚骨醤油スープのラーメンを選びました。税抜き790円でした。無料の漬物もおいしかったです。
その後イオンで晩御飯の助六などを買いました。
鳥取賀露港
駐車場が混むので賀露港には早めに到着しました。
到着してすぐに下痢のような腹痛に襲われました。この近くにはトイレがないので最悪の場合この炎天下にどっかで野グソか?と覚悟しましたが、Googleで公共のトイレをなんとか探して難を逃れました。スマホであらゆる情報を手の中で得られるなんて、本当に便利な世の中になったもんです。
今回乗る船も去年72杯釣らせてくれたBaseさんです。船はあまり大きくありません。これに客が10人乗ります。座席は予約の早い順で、僕は右後ろになりました。
今思えばオモリグは投げる(下投げ)ので、取れるなら海面から高い前の席の方が良いかもしれません。
僕は瀬戸内海では酔ったことがなかったので船酔いしないタイプだと思っていたのですが、舞鶴のレンタルボートでは毎回酔っていました。日本海では酔うということが分かったので、今回は船に乗る30分前に酔い止めの薬を飲みました。
酔い止め薬も数ある中で、船酔いにはこれが一番効くとのことです。
タックル
今日のオモリグのために買ったTWIN POWER XD 4000PGを試します。
オモリグ用のリールはこれ一択と言っても良いらしいです。
PEは0.8号を200m巻いてます。
リーダーは3号のイカメタル専用を使います。
オモリグのエギはフラッシュブーストを使います。
オモリグが下手すぎて釣れなかった場合のために、念のためイカメタルのタックルも持ってきています。
イカメタルのリールはタイラバ兼用の炎月プレミアム150HGを使います。
PEは0.6号を200m巻いてます。リーダーは3号のイカメタル専用を使います。
イカメタルの鉛スッテはYO-ZURIの四ツ目を使います。
今日は大潮なので鉛スッテはとりあえず30号を付けます。
イカメタルでは自分の実績ではこのスッテが一番釣れていますが、今は入手困難になっています。
沖漬けの準備
今回は沖漬けの準備も万端です。
釣具店で沖漬け専用のタレが1,000円ぐらいで売っていますがはっきり言って高過ぎです。僕にはスーパーで売ってるめんつゆ(200円ぐらい)で十分です。
タッパーに1/3ぐらいの水を凍らせてクーラーに入れて持って来ています。ここに4倍濃縮のめんつゆを入れて溶かします。
出港
いよいよ出港です。船長は今日は深場に行くと言っていました。
なんか今日は他の船の客とか少ないなー。いつもはもっとごった返していたような気がする。出船場所を分散したのかな?
天気は上々、湿度もそんなに高くなく、風が程よくあって快適です。
賀露港から外海に出ました。
賀露港を出て西側に進みます。
鳥取砂丘が見えます。
大潮ですがベタ凪です。
ポイント到着~日没まで
たぶん去年と同じポイントだと思います。水深は55~60mぐらいです。釣れまくる期待大です。
とりあえずの目標は、明るいうちにオモリグで1杯釣る事です。
船長がイカリを下ろして、釣り開始です。
と言いつつ最初はイカメタルから開始しました。
明るいうちは底をネチネチと探ります。仕掛けが軽くなったらイカが食い上げているので大きく合わせます。
と、何か付いてるような重みが。
小さいコウイカでした。小さいけど…この小さいイカのアタリを取れる自分って、スゴない?
写真だけ取ってリリースしました。
アタリがないのでオモリグに切り替えると…
ウェ~イ!オモリグで初ヒット~!幸先いいよ!
周りはイカメタルで誰も釣れてないのでちょっとした優越感です。オモリグは食い渋りの時に効くと聞いたことがあるけど、本当だったんやな~。私のような初心者でも釣れましたー。
周りはほとんど釣れてないけど2杯目ゲトー!
タッパーにちょうど入るサイズなので沖漬けにします。
しかし、この後が思ったほど釣れませんでした。
日没後
19時過ぎぐらいに夜焚き開始しましたが、全然釣果が上がりません。
だいぶ暗くなってから水深40mぐらいでフォールでスレ掛かりしました。一応底からは上がって来ていることは上がってるっぽいんだけど、数が少ないし食いも渋いです。
ポツポツと釣れますが、去年のような入れ食い状態ではないです。
それにベイトの姿が全然見えません。去年とかは船の周りにイワシかアジか、小魚がワンサカと居て、それを狙うサゴシやシイラの姿も見えたのですが、今回はダツとトビウオの子供がちらほらと見えるだけです。
渋いし型も小さいです。
先週までこの地方では大雨が続いていたので、水質は結構濁っています。イカは真水を嫌うと言いますが、雨のせいで塩分濃度が下がってしまったのでしょうか。
これも小さいですね。
ベイトがいないから中層を探っても全然当たらないです。なので暗くなっても底まで落とさないといけません。
触腕を使ってるので、警戒している、つまり渋いということでしょうか。
イカメタルでも釣れますが、今日は渋いのでどちらかというとオモリグの方が釣れました。
イカの気分転換のためエギをチェンジしました。
釣具店のスタッフからこれが一番釣れると聞いたエギです。
うーん、小さい。
回収しつつ水深15m位のところまでタダ巻きしていたらスルメイカが釣れました。
スルメイカを剣先イカと同じ生け簀に入れると剣先イカが食われるので、スルメイカは野締めにします。
イカメタルでは渋いし釣れても小さいです…。
まあまあの良型が釣れました。
これから釣れそうな雰囲気でしたが、23時に船長から無情の終了宣言。まー、こんな日もあるか…。
酔い止め薬を飲んできたので、帰りも船酔いせず全然元気でした。
評価通り乗り物酔いによく効く薬です。
釣果
今回の釣果は
- 剣先イカ・・・16杯
- スルメイカ・・・1杯
- コウイカ・・・1杯(リリース)
でした。
この日は生ごみの日だったので、帰ってすぐに胴とゲソをハサミで分けて、内臓と皮は廃棄処分しました。
それから風呂に入って朝の5時にようやく布団に入れました。体力の衰えが年々ハッキリとわかるようになってきました。
今回の教訓
- 去年釣れた場所でも今年は釣れないということはある。
- 渋いときはイカメタルよりもオモリグが有利。
- オモリグを下投げするときは絶対に人に当たらないように気を付けよう。
- イカメタルに行く前の日は睡眠をできれば10時間は取る。10時間も眠れば釣行後も元気が続く。
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