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2024/07/13 パソコン修理とTPM対応

2024年10月8日

2024/06/15、午前中普通に起動していた我が家の古い(つってもまだまだ現役の)パソコンがWindowsアップデートした後、午後に電源入れるとPOSTしなくなりました。電源は入っているっぽいのですが、いつまでたっても画面が真っ暗です。

電源ボタン1回押しても電源切れないので、電源ボタン長押しで強制終了させるしかありません。SSDデータが壊れるんじゃないですか。困りますね。

この自作PC、ヤフオクで落とした古いM/BでTPM未対応だから来年からWindows10非サポートになるし、いっそのこと中身刷新するか…。

その日の晩、酒が入った勢いで、M/BとかCPUとかメモリとか衝動買いしてしまいました。

しかし、買った後で、ちょっと待てよ、SSDに入ってるWindowsのライセンスを捨てることになるんじゃね?TPMモジュール買えば延命できるんじゃね?グラフィックボード(以後、グラボ)があやしいんじゃね?と思い、故障部位を切り分ける事にしました。しまった、また要らぬ買い物をしてしまった…。

故障部位の切り分け

このパソコン重たいんだよなー。いや、速さじゃなくて、重量が。持ち上げて机の上に置くだけでもひと苦労です。

どうせ僕はゲームなんかしないので、Officeが動いてYouTubeを見れたら十分なので、ATXで中身刷新しないで、miniPCにすれば良かった…。

年寄りには↑こんなんで十分なんですよ。軽いし、コンパクトだし。

作業のためにデスクの横のPC棚から机の上に運びます。はぁーしんど(まだ何もやってないけど)。

06/23 06:35

サイドパネルを外して中身を確認します。

06/23 06:36

埃はほとんどなく、キレイです。

目視で異常は見当たりません。素人にはわかりません。

06/23 06:37

手持ちのBeepスピーカーを取り付けます。

06/23 06:47

ピン位置が合ってるか念のため確認。

06/23 06:50

これで電源入れると、

「ピー・ピー・ピー」

と鳴ります。やっぱりグラボが故障してたんですね。

しまった、先日処分したパソコンのグラボ、置いといたらよかった。まだ新しかったのに。

グラフィックボードの交換

グラボをamazonで買いました。

ASUSのGeForce GT 710です。4,500円ぐらいだったかな?やっす!

壊れているグラボを外します。

パソコン専用のドライバを使ってネジを外します。

外しました。先日処分したパソコンに取り付けていたグラボ、置いといたらよかった。まだ新しかったし。

では新しいグラボを取り付けます。

ASUSのGeForce GT 710ですね。4,500円ぐらいでした。やっす!

ファンレスです。取り外したGeForce9600GTと同等の性能らしいです。知らんけど。

ヒートシンクの造詣が美しい。

出力はDVIとHDMIとD-subです。必要十分です。

マザーボードに差し込んで、ケースに固定しました。

ヒートシンクが海老みたいです。

CPUクーラーも記念撮影しておきます。これも中古です。マザーボードとCPUセットでヤフオクで落としました。それのおまけに付いてました。

すごく冷えそうです。知らんけど。

TPM1.2モジュール

Windows11に適応できるように、amazonで中華TPMモジュールを買いました。

届くのに2週間かかりました。大丈夫かいな。

07/13 10:48

届くのが遅いので、amazon経由で文句言うたら、日本語がたどたどしい。こんなに遅くなるなら注文しなければよかった。

M/Bのマニュアルをチェック。

このM/B、P5Q Premiumはその当時最高級M/Bでした。知らんけど。

TPM1.2までは対応していると書いてます。そして、TPM1.2だとレジストリを変更する方法でWindows11をインストールできるとのこと。ただしサポート対象外だったかな?

このM/BのTPMコネクタは20-1pinです。20pinのうち、1pinはアサインなしですっていうことかな。

購入した中華TPMも20-1pinで、pin配置は同じことは購入前に確認しています。ASUSやGIGABYTEのTPMコネクタに対応していると書いてありました。ホンマかいな。

マニュアルをよく確認しながら取り付けます。

文鎮代わりにハナヤマのパズルを置いています。

↓ここに付けるんやね。ピンが1本曲がってるけどNCだから気にしない。

アサインのないpin位置を確認して取り付けます。

ちなみに、ここ↓に載ってるLSIの印字に1.2と書いてあればTPM1.2です。たまに間違ってTPM2.0のLSIがはんだ付けされたパーツがあるらしいので注意が必要です。

ピン位置に気を付けて取り付けます。

一応これで正しくできたはず。

電源を入れてみます。中華製は発煙したりしないか心配。

PCは復旧できたがTPMは認識せず

PCケース背面の配線は、仮の接続で電源を入れます。

TPMモジュールがちゃんと刺さっていることを確認します。

では電源を入れます。

ウィーン…

O.K.! 来たよ!(←川上マイスター)

いや、来てないわ…。

M/BがTPMモジュールを認識すると、↓下の画面の1行目に「TPM Configuration」のメニューが出るはずなんです…。

何回再起動しても認識しないので、もういいです。

Windowsは起動できました。SSDは壊れてませんでした。

何かドライバをインストールすればTPMを認識するようになるんやろうか。

そもそもこのユーティリティソフトのインストーラー、Windows10では認識しませんでした…。

BIOSはASUSが公表している最新版(Ver.2406)なんだけどなー。

後で知ったんだけど、中国では法律か、条令で、暗号化モジュールは使用禁止らしいですね。中国政府が国民を監視しづらくなるからなんでしょうね。そんな国で作ったTPMモジュールなんて、そもそも使用実績あやしいですね。これも買ってから気付きました…。

掃除して終了

ほな、閉めて終わります。

汚!フロントパネルに付けたファンのダストフィルターに埃が目詰まりしてます。ついでに掃除しとくか…。

きれいになりました。ファンのLEDが心なしかクリアになった気がする。

TPMモジュールは機能しなかったけど、しばらく(来年10月まで)はこれで延命できました。

今回の教訓

  • PCに電源が入るのにモニタに何も映らない場合は、まずはBeepスピーカーを付けてみよう
  • 中華製ドーターボードには手を出すな