2023/12/09 明石沖 ジギング・クログチ釣り
5~11月の釣りベストシーズンは仕事が忙しすぎて、一番おいしい時期に釣りにほとんど行けず悔しい思いをしていました。
シーズンは外してしまいましたが、この日は仕事が落ち着いて、久々に風が弱く温かい日になる予報でしたので、船釣りに行くことにしました。
時間帯 | 6:00~12:00 |
天気 | くもり |
気温 | 13~16’C |
風 | 北0.1m~北西1.3m |
波高 | 0.2m~0.2m |
潮 | 中潮 |
満潮 | 08:31 / 15:01 |
干潮 | 00:07 / 11:09 |
月齢 | 25.7 |
月出没時刻 | 14:06没 / 2:53出 |
寒いことを予想すると気が滅入るのですが、この日は普段着の上はカッターシャツの上にフリースと、下はタイツとチノパンの上に合羽上下を着るだけで十分でした。
魚英の乗船券
そもそもこの寒い時期にわざわざ船釣りをしようと思ったのは、ふるさと納税の返礼品でゲットした魚英の乗船券の有効期限が今年中だと勘違いしていたからでした。
先週の釣果で鯛が釣れたということで、本当はタイラバで出撃したかったのですが、前日の朝8時に魚英に電話すると、この日はタイラバ船は出ないとのこと。
たしか10月ぐらいにも同じようなことがありました。魚英のサイトを見てタイラバで募集中って書いてあるから電話したら、人数が集まってないからこの日はタイラバで出船しないとのことでした。
今回も電話してそんな感じを予想してたので、まー、しゃーないか、ジギングでもするか。と妥協すると、この日はジギングだけじゃなくて、「クログチ」の餌釣りを挟むとのこと。
クログチ?
調べるとこんな魚。ボラとスズキの間みたいなやつやな~。
仕掛けはハリミツかハヤブサの市販のクログチ仕掛け2本針のハリス4~5号でオモリ80号とのこと。
エサは鯖かサンマかイカを持参してくださいとのことで、冷凍庫にあったゲソを解凍してそれで済ますことにしました。
ジグは最低でも250gのシルバーロングを3本、あと100g~200gのを適当に持って来てということでした。
電話予約したのが前日だったので急いで午前中に釣具のpoint高砂明姫店に買いに行きました。
本当は鯛を釣りたかったのに、ジギングとクログチか~…。寒かったら嫌だなあ。と思うと、釣具や服装を準備するのも億劫な気分になってきます。
ネットで調べるとクログチの釣りは7:3調子の船竿を使うとのことでしたが、荷物をあんまり増やしたくなかったのでジギングの竿とリールで代用することにしました。
以前は釣具の準備段階でワクワクしていたのですが、このところ仕事のし過ぎで頭の中が仕事で一杯になってしまって、たまに釣りに行ってもボウズ、ルアーをロストとか、くたびれもうけの骨折り損とか、釣れても捌くのが面倒くさいな~とか、なんかネガティブ思考になってきました。これは…加齢で気力体力が落ちてきた証拠やな…。
それで、明日は寒いんやろうか、温かいんやろか、と服装を悩んで、最後に乗船券を見ると、なんと有効期限は発行から1年有効でした。
え…そうなんや…。だったら来年6月頃に行けば良かった…。もうでも行きますって言ってしまったし、仕掛けも買ってきてしまったし…。なんか一気に行きたくなくなりました。服装を考えるのもしんどい。
でも行けば楽しいかな?と気を取り直して、今日(12/8)は18時に歯医者の予約入れてしまってたから、13時に先に風呂に入り釣具の準備を済ませて、それから歯医者に行って帰って晩御飯食べて予定通り20時には就寝しました。
乗船券は3万円の寄付で1枚ゲットできます。寄付したお金はほとんど来年の住民税から差し引かれるので最終的にお得です。
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ふるさと納税の規約・詳細については上記写真のリンク先から「ふるさと納税とは」で確認してください。
またボウズ
当日4時起きで魚英に5:30集合で、車は以前は岸壁に無料で停めていたのが、コンテナ裏の有料駐車場(500円/1日)に停めることに変わっています。料金は機械で先払いで、レシートを車内のダッシュボードに表示します。
服装は念のためダウンの防寒着を持って来ていましたが荷物を受け付けの前まで運ぶだけで暑くなったので、前述のとおり普段着の上に合羽だけで行くことにしました。この日はこれで寒くはなかったです。
僕が乗った船は中型でした。大型の方はジギングのみの船らしく、満員でした。僕が乗った船は中型でしたが隣の釣り客との間隔は広めでした。
右隣の船首の客と目が合い、向こうから「おはようございます。よろしくお願いします。」と言ってきたので、(この時は)「あ、いい人や」と思いあいさつを返します。若い常連さんのようです。船長がこの2人と話ししていて、100~130gでええで。と聞こえてきました。え…昨日受付のお姉さんが250gのロングって言ってたから昨日急いで買ってきたのに…。
朝一のジギングではこの若い人がメジロを上げてました。僕は一瞬掛かったもののすぐにバレてしまいました。周りの人も1~2匹ずつぐらい釣れていましたが、僕と左の2人だけボウズでした。
寝不足のせいか、腕も指も、腹筋背筋、首筋、足など、あらゆる部位が吊ります。「釣る」じゃないよ、こむらがえりの症状の「吊る」です。とにかくルアーが重たかった。
結局朝一のジギングでは1回バラしたのを最後にアタリはありませんでした。しんどかった…。
その後、クログチのエサ釣りをしました。この釣りが結構人気らしく、同じ場所に船が集まっていました。
ここでも周りはポンポン釣っていましたが、僕の仕掛けにはアタリはあるのですが、全てバラシて全く釣れませんでした。1回はあと5mぐらいのところまで巻き上げたところでバラシてしんどかった!この釣りは120~130mぐらいの水深の、底釣りだから、80号のオモリを巻き上げるのがしんどい!やっぱ電動リール持ってきたら良かった…。
120mを80g毎回巻き上げるのは本当にしんどかった。
同じ仕掛けを使っている人も釣れていましたが、僕のエサはデッカイイカのゲソだったので針掛かりが悪かったんだと思います。
この後、船首の2人の一方にクログチが釣れて、巻き上げ中にデッカイゴミ(肥料の袋)が引っ掛かり、それが僕の方まで流されて僕のPEラインとオマツリしてしまいました。船首の2人がオマツリをほどいてくれるのを待っていると、なんとその2人、無断で僕のPEをカットするというありえない暴挙に出ました。
そうとも知らずに待っていたら、その船首の人から「一旦結んでおきますね」と悪びれず言われました。
一瞬どういう意味か理解できず、「え?結ぶ?」と返すのがやっとでした。結ぶって、どういうこと?切ったって事?何で?普通、そっちを切るでしょ?結ぶって、PEとPEを結ぶの?どんな結び方なの?
ちょっと信じられなかったのですが、まず人として釣れた側のナイロンラインを切るのがマナーですよ。それからPEを切るにしても切る前にこちらに相談するべきじゃないですかね。僕はさっき船首の人がメジロを掛けた時、横に走ったんでオマツリしないように僕のルアーは巻き上げていたんですよ。それなのに、僕はちゃんと気を遣ってたのに、恩を仇で返された気分です。
まー、どうせこの釣りが終わったらPE巻き替えするつもりでしたが、今後はこういうときはオマツリは人任せにしないで監視する意味でも自分もほどくのに参加しようと思いました。
この後、再度ジギングに戻りましたが、気力、体力的にもモチベーション低く、体中こむら返りに悩まされながら心を無にしてシャクり倒しましたが、その甲斐も虚しく無反応に終わりました。さすがにこの時間帯は他の人も釣れてませんでした。もはや今日の釣りは神様からの試練、修行のようなものだと自分に言い聞かせ、早く終わらないかと思っていました。
本当につらい釣りでした。行かなきゃよかったと思っています。
今回の教訓
- アシストフックはできれば毎回新品を使う方がバラシを低減できる。
- ふるさと納税でゲットできる魚英の乗船券の有効期限は年内ではなく発行から1年有効ですのでお間違え無く!
- エサは魚に一番近いところにある仕掛けであり、これを手抜きしてはいけない。
- オマツリをほどくのは人任せにせずに自分も参加する。
- 本能的に釣りに行きたくないと感じる時は無理しないで行かない方が良い。
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