2023/05/27 明石沖 タコ釣り
パイセンに誘われて3年ぶりぐらいにタコ釣り(釣種はタコのみ)に行ってきました。
過去の経験からタコだけだと釣れすぎて飽きるんじゃないかと思ってましたが、全然そんなことなかったです。
時間帯 | 5:00~12:00 |
天気 | 曇り |
気温 | 19.0~21.1’C |
風 | 南東2.4m~南南東1.6m |
波高 | 0.2m |
潮 | 小潮 |
満潮 | 04:34 / 19:56 |
干潮 | 14:27 |
月齢 | 7.5(翌日が上弦) |
月出没時刻 | 0:29没 / 11:11出 |
前日の予報では気温がそれほど上がらず風もある予報なので長袖コンプレッションの上下にTシャツ半ズボン、その上にヤッケだけだとちょっと寒いかなと思いましたが紫外線対策のフェイスガードをするとちょうど良いぐらいでした。
準備
生ハムと冷凍アジは本気で釣るつもりで用意しましたが、ちくわは遊びです。アミノ酸豊富なので寄ってくるかどうか。ただ、せっかくのエギのシルエットが台無しです。
今年のタコ釣りの遊漁船のルールとして、下記が挙げられています。
- 針が全周にあるもの(デビルクラッカーとか)は使用禁止
- エギは2つまで
漁師さんにしたら、漁獲高は減ってるし、漁場は荒らされるしで、できれば遊びで釣ってくれるなと言いたいところでしょう。
名田屋さん
今回はパイセン行きつけの名田屋さんに乗りました。
受付は4:15~らしいのですが、乗船場に一番近い立体駐車場がすぐに満車になるので3:00集合です。それでも自分達が停めたら1Fは満車となりました。かなり狭いです。僕らのすぐ後に来た車はすごく狭い立体駐車場のスロープをバックで登っていかないといけません。軽自動車ならまだいいけど、アルファードとかはかなり厳しいと思います。ドアパンチやバンパー・サイドミラー擦りとかもあるらしいです。
次に近い駐車場は狭くはないけど乗船場から150mぐらい歩いたところにあるらしいです。地面が土だそうです。
一番遠いのは乗船場から500mぐらいのところにあるらしいです。さすがにこれは遠いな…。この場合はクーラーボックスは車から降ろさずに、その代わり船から車までの持ち帰り用にビニール袋を用意しておいた方が良さそうです。
ジギングとかしてるときにたまに見かけるけど、そんな寿司詰めな船、乗りたくないなー。と思ってた船に乗ります。けど乗ってみたら案外快適でオマツリもそんなに苦になりませんでした。40人乗りで、名田屋さんにはこのタイプの船が3隻あります。
受付時には予め家で書いてきた乗船名簿を渡します。120人を受付するので、出船時刻を遅らせたくなければ皆が家で書いてくるよう、協力が必要です。タコ釣りって、そんなに人気なんや…。知らんかった。
座席は基本的に先着順です。早いほど3隻の良い席に割り当てられると思います。パイセンと僕は週一で来る常連さんの隣の後ろの方になりました。パイセンは常連さんと顔なじみです。
船タコ釣りの仕掛け
とりあえず1匹が釣れるまでは普通の仕掛けでいこうと思います。
タコエギはロストしたら財布へのダメージが大きいので、1つは普通のいいやつ(フラッシュブースト)を使い、1つは激安のマルシン漁具のエギを使います。
前情報では、フラッシュブーストが独り勝ちしていたとのことでした。
オモリは船内50号で統一のようです。
リーダーとオモリとエギを船タコ釣り用のスナップでつなぎます。
回りと差を付けたいならリーダーとエギスナップの間に集寄を付けます。
でも周りは皆猛者なので、当然集寄は付けてます。だから付けないと逆に不利になります。
人によってはリーダーは付けずにライン直結とのことです。パイセンは付けていませんでした。
出港まで
仕掛けを作っていると右隣の人が入ってきましたので、こちらから「今日はよろしくお願いします。」と爽やかに挨拶しておきます。席が近いのでオマツリは必至です。第一印象で挨拶があるか無いかでオマツリしたときの雰囲気が全然違うと思いますので、挨拶は大事です。
私よりお年を召していらっしゃると思いますが、この薄明かりで裸眼で糸が見えるんですね。この年になっても釣りを楽しむ余裕があるとは…僕もこういう大人になりたい。
エギに付ける豚の背油は船が用意してくれていますので付けたければ輪ゴムを持っていく必要があります。
背油は一人6つぐらいあれば半日十分足ります。
乗船場にはおこぼれを待ち構えるトンビやサギが居ます。
出港まで時間があるので、常連さん達は背油をハサミで切って鳥に与えていました。
名田屋さんの他の船が離岸していきます。名田屋さんは全部で3隻あります。
他の遊漁船も一斉に出港します。
それにしても先週の日本海プレジャーボートと比べると、椅子があって波も穏やかなのですごく楽ちんです。まさに大人の娯楽という感じです。
僕は手巻のタコ専用リールを使っていましたが、周りの年配の人は電動リールを使っている人が結構いました。
水深10m程度なのに電動リールを使うとは…まー、その年齢になったらしんどいんやろうね。
釣果
3年前と比べると明らかに型が小さいし、数も釣れませんでした。
1匹目は網に入れる前の写真はないのでハッキリわかりませんが、マアマアの大きさでした。
エギには反応薄いので解凍アジを載せたテンヤを試してみましたが、そう上手くはいきませんでした。
↓すごい船の数です。あれ全部タコ釣りの遊漁船です。50隻ぐらいいるのではないでしょうか。
水深はどこも5m~15mぐらいの浅い所ばかりです。これ以上深くなるとオマツリが大変になると思います。
パイセンは月イチで通ってらっしゃるのでコンスタントに釣れていましたが、僕の方にはなかなか来てくれません。隣で釣っててほぼ同じ仕掛けなのに僕だけ渋いというのは、やはり腕の差なんだと思います。
いや、竿の差か…?
小さいなー。
オマツリはあちこちで茶飯事で発生していますが、皆慣れているのですぐにほどいてケンカとかにはなったりしません。さすが大人です。
けっこう引くんだけど、釣れたら小さいんだよな~。これはリリースしました。
これもリリースしました。僕は結局合計4匹しか釣れませんでした。ただ、運良くロストもありませんでした。
パイセンは1回ロストしていましたが、11匹釣っていました。腕の差が出ますね。いや、竿の差か?
ちなみに僕はメジャークラフトのソルパラ 船タコを使っていました。
ちくわを試す
残り15分となったところで、せっかく持ってきたので、ちくわの簀巻きにして大阪湾に沈めたろという作戦を実行します。いや、ここは大阪湾じゃなくて明石なんだけどね。
ビジュアルがすごい。これをオマツリされたくないわー。上げた時にこれが付いてたら「気は確かか?」ってビックリされるでしょう。
やっぱ遊び半分はだめですね。マジメにやらないと。
シャクるとちくわがずれてフックを完全に隠してしまいます。ちくわはもう二度とやりません。
終了
終了直前の最後の最後に僕の後ろ側の人が3キロ越えのクラーケンを釣っていました。あまりに大きすぎてタモで持ち上げたら重さのあまりタモが折れてしまっていました。そしてビクに突っ込もうとしてもタコが大きすぎて中に入らないぐらいでした…。写真を撮っておけばよかった…。名田屋さんの釣果サイトにその時釣れたタコの写真があります。
4匹釣って2杯リリースしたのですが、網の中には1匹しかいませんでした。最初に釣れたマアマア良型の1匹に脱走されました。そういえば終了前に中乗りの人が「ここにタコ1匹おるけど、誰か逃げられてないかー!」と聞いていました。それ、僕のでした…。
パイセンが僕の事をかわいそうになったので2匹譲っていただきました。
そのまま実家に行って両親にふるまいました。次回はもうちょっと大きいのを釣りたいです。
今回の教訓
- 仕掛けはシンプルに何も乗せないエギだけでやるのが良いかもしれない。
- ロストを恐れずに底をネチネチやるほうがいい。
- 釣ったタコが網から脱走しないように何か工夫が必要。
- 40人乗りの遊漁船は案外釣りやすかった。
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