2022/08/14 本荘人工島 タコ釣り
本荘人工島でのタコ狙い4回目です。
万全の体調で挑むため、前日20:30に就寝したのですが、リベンジに燃える僕は興奮し過ぎていて、結局23時まで眠れませんでした。当日は4:30に目が覚めて「海が俺を呼んでいる!」と思うと眠れんくなり、HP50%ぐらいで6:00に出撃しました。
天気 | 曇り一時雨のち時々晴れ |
気温 | 27.2~31.6’C |
風 | 西3~西5~南2m |
沿岸波高 | 0.2m |
潮 | 大潮 |
満潮 | 00:34 10:28 |
干潮 | 05:40 17:26 |
前回は釣り上げた時に躊躇して、すぐに掴まなかったのがマズかったので、その対策として極薄ゴム手袋を装着していつ釣れてもすぐに掴めるようにスタンバイします。
今日こそ1匹は釣り上げたい。
本荘人工島でのタコ釣り
現場には6:20に到着しました。ちょうど1人分のスペース(左右50mぐらいの間隔)を見つけて入らせてもらいました。
やはりこの時間は青物狙いの人が多いです。釣れてなさそうですが…。
今回、まさかこんな死闘が待っているとは予想もしませんでした。
6:30頃から早速仕掛けを投入して反応をうかがいます。
クラーケンとの死闘
7時頃に早速根掛かりが。またやっちまった…。いつものように竿をビョンビョンしてもビクともしません…。
というかこっちに近付いてる?不審に思って竿を立てて軽くテンション張ってじっとしているとグイグイと不規則に引っ張る生命反応が。はっ!こっ…これは!根掛かりじゃない!
ここから人間とタコの持久戦が始まりました。
竿を立ててこれ以上潜られないようにテンションを思いっきり掛けます。
竿は思いっきり立てていますが、それでも竿は不規則にグググーと引っ張られます。
海藻や人工的な浮遊物に引っ掛かったのでありません。なぜなら波の動きとは全然同期していない、不規則な引き具合だからです。
こいつは絶対釣ってやる!11時まで時間はあるからそれまでどちらが力尽きるか根くらべじゃ!やったろうやんけ!
竿はダイワジグキャスター87MHなのでかなり硬い竿ですが、これだけしなっても剥がれません。
竿に力を込め続ける両腕がプルプルします。
竿尻を太ももに当てて両手はトローリングでマグロを釣るみたいに伸ばして背中を反らして体重をかけて引っ張りますが、信じられない力で相手も引っ張ります。
くそおー、こいつは、クラーケン級やな!
独り言を言っていると周りの人の視線が熱いです。岸壁の上で日焼けに来た人もじっとこちらを見ています。
竿尻をずっと右太ももに当ててると痛いので、左の太ももに当て変えたり、足をガニ股に広げて、竿尻を股の下にくぐらせてテコのようにして竿を持ったりして、持ち方を色々変えて筋肉の疲労回復を図ります。
そんな死闘が3時間続きました。信じられないでしょうけど、3時間もやったんです。
相手が引くのをやめたタイミングを見計らってリールを1/4回転ずつぐらい巻きますが、ある程度巻いたところからほとんど動かなくなりました。
こう着状態の終わり
そしてそろそろ時間切れが近付いてきました。今日は11時に切り上げて実家に帰らないといけないのです。
気が付くと周りのギャラリーはだれも居ません。そりゃそうだろ、3時間も動きがないし、暑いし、端から見たらどう見ても根掛かりやろ。
やむなく作戦変更。テンションを緩めてタコが自分から吸盤を外すタイミングで巻き上げてやるわ!
それがマズかった。タコはさらに穴に入ってしまって、さっきまでは竿が引いたり緩んだりしていたのに、微動だにしなくなりました。
こうなるともう仕方ありません。根掛かりと同じです。カラビナキッターで思いっきり引っ張って引きちぎりました。
ああ、この3時間半の闘いは一体何だったのだろう。
延長戦
このままでは終われません。幸い、リーダーはまだ付いていましたので、延長戦に突入します。
実家には「ちょ、野暮用で遅れるわ!」と連絡を入れます。
しかし満潮を過ぎてから潮が右から左へ流れが速くなり、タコ釣りには難しい状況になっていました。10号のオモリなど、軽々と流されます。
小さい重みを感じて回収します。小さくてもいいからタコが掛かってたら嬉しいんだけど!
と思ったらゴミ(テンヤ)でした。やれやれ。
結局、今日もボウズとなりました。しかしまだ諦めません!実家から帰ったらまた挑戦します!
実家に居た3日間は両腕両足が筋肉痛でした。
今回の教訓
- クラーケンが掛かった時は早めに諦めて引きちぎり、別の個体を狙う方が時合を逃さない。
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