2022/06/19 加古川尻 タコ釣り
今シーズンの春イカ狙いはもう金輪際やめました。居ないもんは釣れんのです。そういうもんなんです。
僕はもう、ふてくされて、今日は頼むから雨が降ってくれ。そしたら釣りに行かなくて済むという理由ができる。そんな気分でした。
しかし今日は蒸し暑いけど風も弱いし、日差しも弱いから絶好の釣り日和です。釣りに行かないわけにはいきません。行かないと絶対後悔する、そんな天気です。
天気 | 曇り |
気温 | 20~27C |
風 | 南0.5~南2m |
沿岸波高 | 0.3~0.5m |
潮 | 中潮 |
満潮 | 03:30 12:59 |
干潮 | 10:21 19:54 |
そういえば先週は本荘人工島でタコが釣れていました。というわけで、今日からイカはやめて、タコ狙いにしようと思います。
収納ケースの奥深くに眠っていた安い(300円ぐらい)タコエギを引っ張り出して急いで支度します。
これは船釣り用で買いましたがショアからでも全然使えます。
↑これのカンナの付け根とシンカーの付け根にエポキシ樹脂接着剤を塗って補強しています。
愛車Vinoが通電しない
2週間前ほどから愛車Vinoがまたエンストしたり、Key ON直後に通電が停止してインパネのインジケーターが消灯して、セルモーターが回らないという症状が発生していました。それでも足掛けしたら100回ぐらいでエンジンは掛かっていました。
方向指示器の点滅の間隔が速くなってたので、バッテリが劣化してるのかな~?と思ってました。
昨日は近所のスーパーに買い物に行って帰ろうとしたら、またセルモーターに通電しませんでした。200回ぐらい足掛けしましたが、エンジンスタートしませんでした。もうヘトヘトです。
なんだよ、調子悪いなー。バッテリか。もしくは電気系統のトラブルか。それとも車体自体の寿命か?困ったなー、買ってからもう10年以上経つけど、まだ4,000kmしか乗ってないのに。気に入ってたのになー、買い替えか~?
仕方なく20分押して帰り、その日は疲れていたのでそのままバイクカバーして、明日調査しようということにしました。
それが今日です。はー、しんど。
まずはバッテリの買い替えが必要かどうかを判断するために、朝イチからバッテリに充電を試みます。
しかし、充電器のテスターを見ると満充電でバッテリは健康とのこと。
じゃあ、なんだ。
そういえば、去年販売店で見てもらったときにいろいろトラブったから、また変な事されたんやろか。
そう思いながらバッテリの近くにあったヒューズの配線を持ち、Key ONするとなんとメーター横のインジケーターに通電の点灯が。そしてセルスタートすると難なくエンジンがかかりました。
えー!?断線による接触不良か?と思いつつ配線の仕方をいろいろ試していると、断線ではないようです。
それで、一回バッテリを外そうか、と思って、マイナス極をドライバで外そうとしたらなんとマイナス極のネジがユルユルになってました。コレか、原因わ。まったくもう、ちゃんとしてくれよな!
まあ、なんにしても、これで一安心です。釣り場から帰る時にエンジンが掛からないなんて事を心配しなくて済むようになったので、気が楽になりました。
方向指示器の点滅のタイミング間隔も通常通り元の間隔に戻りました。
↑Key ONでエンジンチェックランプと水温警告灯が光ってます!(通電できてるってことです)
は~、よかった~。
よっしゃ!じゃあ、行こうか!頼むよ、Vino君!
加古川尻
Vino君は軽快です。
原チャリで行ける所(防波堤の付け根)まで行って、そこから歩きます。
6月にしては暑いですが、普段運動不足なので、歩くのは良いことだ。と自分に言い聞かせて歩きます。
渡り廊下の所の川側には小魚がたくさんいていい感じです。ボラの子ですかね。
今日は期待していいかもしれません。
来週ぐらいからシーバスでも狙ってみようかな。
今日は秋でもないのにけっこう人が居ます。なんやろ、もしかしてオレのブログ見て客が集まってるんやろうか。にしても皆釣れてなさそうです。
今日はタコエギでタコを狙います。この辺りは大体砂地なのでズル引き可能です。
シンカーはフリリグで使うスリムシンカー(直リグシンカー)を使うと根掛かりが軽減できます。
↑今回はこれの20gを使っています。
防波堤の途中から先端方向に向かってランガン開始します。
いつもと同じですが、期待に反して釣れませんね…。おかしいな、タコなんて簡単に釣れるはずなのに…(←根拠はないし、そんなに釣った事もない)。
タコを狙ってランガン
先端に一人だけ入っていた人が帰って行きましたので入れ替わりで先端に入れました。
岸壁のワカメは徐々に衰退していっているようですが、ヘチ釣りはまだ時期尚早のようです。ちなみにヘチ釣りをしている気の早い人は1人だけ居ました。
先端から東、南、西向きに色々な方向に投げましたが、タコはかかりません。
おかしいな~、そんなはずないんだけど…。いや、釣れるという根拠もないけど…。
と思ってたら、20gのシンカーを付けた仕掛が流されていきます。潮の流れが変わったか。
と思ってたら、ズッシリと重たいです。
(。´・ω・)ん?
これは海藻か?一応あわせてみると、浮き上がってきました。そしてブシュッ!と言ってます。
えええー!?そんなことあるー!?
実は今日も釣れないだろうと思ってタモは持ってきていませんでした。幸い竿がショアジギングロッドの硬めのやつなので、そーっと持ち上げて無事にランディングできました。
フックがイカの太い足の所に刺さっていて簡単には抜けない位置でラッキーでした。
タコを狙っていたのに…。諦めていたイカが釣れるなんて…。これは嬉しい外道です。
諦めたら努力が報われた
4月末から春イカを狙い毎週いろんな場所でエギをキャストしました。
アオリイカは無理やな…と悟り、コウイカ狙いに転向。しかしどんなにズル引きしてもアタリらしきものは全くなく、瀬戸内海で春イカを釣るのは無理やな、と諦めていました。
今年の春は南方面は人生初の四国に上陸して徳島県の5か所の釣り場でボウズ。
東方面は東二見から江井島海岸、アジュール舞子に行きました。
西方面では福泊海岸、飾磨港、男鹿島にも渡りました。
先々週は神鋼ケーソンにも渡り半夜で根競べしました。
しかし釣れなかったんです。どんなにがんばっても。
2か月ずっとボウズでした。
そんな思い出が走馬灯のように駆け巡ります。
それが、イカを諦めて仕方ないからタコでも釣ろうか、と思ったらイカが釣れた。
そんなことある?!
いや、現実にあるんや。それが釣りなんや。
今日もどうせ釣れないだろうと思っていたのでクーラーボックスは持って来ていませんでした。バケツは持って来ていましたので、水を汲んでそこに入れておくことにしました。
もしかして群れで居るかも、と思って同じ所に何度もキャストしましたが、それ以降は釣れませんでした。
タコはなかなか釣れませんが、イカが釣れたので心ウキウキです!
海面には時折モジャコの群れが見えました。今年は3年前のように近所の海でも青物が期待できるかもしれません。
後が続かなかった
時間が勿体ないので、食べたらすぐに投げます。
するとまたズッシリと重たいです!ヨッシャ来た!やった!
ほら来たよ!ホラホラ!ハイ来ましたよ!オラオラオラ!巻き上げると…
なんだ…。牡蠣殻に付いたホヤのようなものでした。ガッカリ。
さっき思わず「来た!」と口走ったのを誰にも聞かれなくて良かったです。
その後、先端から南東方面に投げると完全な根掛かり発生。さっきのホヤがあった所と同じ場所です。
ラインを何度も弾きましたが外れません。しっかりとフッキングしています。
ラインブレイク覚悟でスプールを押さえて竿を寝かせて渾身の力で綱引きをします。
すると、荷重30kgぐらいの力でゆっくりとこちらに近付いてきます。
え?凄!いくら1.5号のPEとはいえ、そんな丈夫なん?リールもメチャ丈夫やん!
何かわかりませんが、50kgぐらいの岩か、船を係留する綱のようなものが引っ掛かり、ゆっくりとズルズルと近付いて来ます。
ええい、持ち上げてやれ!と思ってたら、軽くなりました。あーあ、またロストしたか…。
と思ったら、ラインブレイクしていませんでした。仕掛けも付いています。
ええ?!助かってる?!っていうかそんなことある?そんな丈夫なん?あれだけ力込めたのに無傷なんや。
よく見るとタコエギの右の毛羽が取れていました。そしてリーダーの一部が岩に擦れてガサガサになってました。
なんにせよ回収できて良かった。今日はもうこれで帰ろう。
コウイカはバケツの中で大量の墨を吐いて、汲んできた海水が真っ黒になってました。コウイカの墨は濃いなあ。
防波堤の先端から根本まで1kmぐらいあって30分ぐらい歩くので、持って歩いて帰るには重たかったので、海水はかなり少なく減らしました。
近所の海よ、ありがとう。遠くに行かなくても良いということがわかりました。
コウイカを捌く
僕は釣りドラさんの動画をよく見ます。あの人は毎回めちゃめちゃ釣れていますが、釣ってる場所が良いというのが絶対あると思います。播磨灘に来てもらって、釣りをしてもらったら、一日で釣りが嫌になると思います。
胴長は17cmでした。
帰宅して先に釣具を洗いますので、その間、今更ですが汲んできた海水に氷を入れて冷やしておきました。
今回は墨袋を破裂させずに除去することができました。骨も身もデッカいです!
5月末にはコウイカの骨が海岸に多く見られましたので、来年はもうちょっと早めの3月ぐらいからコウイカを狙おうかと思います。しかも、藻が無い所でやろうと思います。
大葉を買い忘れたので刻み葱をトッピングしました。相変わらず料理の腕前もイマイチやな~。
絞めてないないし、氷も持って行ってなかったので、鮮度は落ちてしまいましたが、身はモチモチ、耳はコリコリで美味しかったです。
僕は10切れ程食べて満足、残りは子供達で取り合いになっていました。
今回の教訓
- 瀬戸内海に春イカは居ない、というのは誤った認識だった。
- タコを狙ってイカが釣れるということがある。(その逆は既に経験あったが)
- あまりにも狙いを定め過ぎて固執するよりも、釣れる魚に方向転換して釣りを楽しんだ方が良い。
- 軟体動物狙いの場合、釣れたと思っても「来た!」とか「乗った!」とか口走らないようにお口はチャック!
- 来年は3月から神鋼ケーソンと加古川尻と本荘人工島と東二見の防波堤の近所の4か所だけでコウイカを狙う。
- 男鹿島とかアジュール舞子とかは藻が酷くて釣りにならないから来年の春は行かない!
- 四国にもしばらく行かない!
- でも日本海では釣れるかも(今年の春は行ってないからそう思う)
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません