2021/08/01 加古川尻 ヘチ釣り
今日もヘチ釣りの練習に行きます。経験を重ねることで対応力を身に付けます。
準備
先週は僕の仕掛けは警戒されていたせいか、アタリすらありませんでした。今回色々変えてみてどれが正解か試行錯誤してみます。
まず、針がでかいのに対してガン玉が小さい気がします。太い針に挟めるように付けるガン玉はもう少し大きくしないといけません。
先週は2Bでは流されてしまいましたので3Bを付けてみました。なんかアンバランスのような気もしますがモノは試しです。
当日は3:30起きでヘッドライトを付けてイガイの採取です。いつものところに行くとイガイがほとんどありませんでした。どういうこと?先週はあんなにあったのに。
現場
今日は晴れ、南からの風速1~2mで小潮です。この時間は満潮から下げに転じたところで渡り廊下が水没していました。でもタイミングを見計らって、ギリギリ運動靴を履いたままで渡ることができました。
先客のヘチ釣り師に話を聞くと、いつもの場所で中国人が食用にイガイを根こそぎ取って行ったとのことです。
2~3年前位から播磨地区の自生の二枚貝は、貝毒の濃度が高いので食べないでください、と水産技術センターが警告しています。
様子見
まずは先週と同じガン玉2Bを落としてみますが、先週と同様に流されてしまい、自然に落とし込みができません。
時間を無駄にしないためにも、すぐにガン玉を3Bに付け替えます。落ち着いてやれば現場でも難なく出来ました。
今度からは現場で臨機応変にやろうと思います。
暫くこれで様子を見ましたが、反応はありませんでした。
テトラ帯のある波止の方へ出撃します。今日は1往復して釣れなければ潔く帰るつもりです。
今季3匹目
テトラ帯の途中まで、またもや無反応でしたので、今度は針を3号、ガン玉を2Bに変更、エサも小さくしました。潮の流れが弱くなったのでガン玉は2Bで十分だと判断しました。
すると、仕掛けを変えてものの10分で、ズッシリとした重み、そしてラインが横にスゥ~ッと移動します。合わせると完全にフッキングしています。しかし、引きが弱々しい。水面でもあまり暴れません。久しぶりにヘタクソなタモ入れをして難なくランディングできました。
上の写真ではわかりませんが、左側面にケガをしていました。一度誰かに釣られたのでしょう。それで弱っているみたいです。
40cm位です。大きさの割には引きが弱かったです。
口の中の歯がすごいです。まるでロボのようなゴツさです。指でも食われようものなら無事に済まないでしょう。
怪我をしていて弱々しかったのですが、撮影後速やかにタモでリリースすると海中へ潜って行きました。もう生き延びられないかもしれないので食べてあげても良かったかもしれません。
手返し
すぐに仕掛けを投入したかったのですが、ハリスがタモに絡まって難儀しました。エサを付け直すのも遅いし、ガン玉が針から失くなっていたので付け直すのも遅いし、で、15分もかかってしまいました。
イガイのチヌ針の付け方、ガン玉の付け方はこれが正解のようです。ただしハリスの結び方はN.G.です。
上の写真の指先に写っている人は7/13に爆釣していた人ですが、今日は釣れていないようです。
朝食休憩
テトラ帯の一番先まで来ましたがアタリがないのでテトラに腰掛けて朝ごはん休憩にします。
食べ終えてすぐに釣り再開です。
バラシ1
するといきなりHit!!
…しましたがやりとりする間もなく魚が強く引いた瞬間にすっぽ抜けました。昨日自作した針の結び目が弱かったようです。
ああ~ 残念!ネットで見た外掛けの結び方が、3回巻けば強度は十分て書いてたのにー!やっぱ3回じゃダメみたいです。
仕掛けを付け直して釣りを再開します。この針も自分でハリスを結んだので同じように外れないかちょっと心配です。
バラシ2
今日はチヌの食い気が高いようです。落とす途中で道糸が出ていく速度が上がる違和感があり、聞き合わせします。グッと引いた瞬間にまたすっぽ抜け、エサごと吐き出したようです。アタリはあるのですが食いが浅いです。
喰いが浅いということはまだ警戒されているということです。
バラシ3
またアタリがあり強い引きが!水面近くまで浮かせましたがチヌが反転した瞬間に今度はブチッと抜けました。
針とハリスの結び方に問題があるというのは確実です。前日針とハリスを自前で結んだ仕掛けは結び方が弱いことがわかりました。今日はもう自作した仕掛けは使いたくないのでハリス付きで売っている針に付け直すことにしました。4号針で大きいですが今日は活性が高めなので大丈夫でしょう。
しかしこのハリス、我ながらまたどん臭いことに、ガン玉を付ける時に過ってプライヤーでカットしてしまったのでやむなく電車結びでハリス同士を結んでいます。
悪い癖が出てしまいました。これが後でラインブレイクの原因となります。
バラシ4
スルスルと落としていく途中で「ガッ!」と引っ掛かったと思ったらすぐに抜けました。通りすがりに噛みついたらしく、警戒されているようです。今日はこれで4バラシ目です。
エサを付け直しましたがこの後しばらくアタリがなくなりました。
チヌを掛けたのに結び目でブレイクする仕掛けを作るというのは僕がまだまだ経験不足だということです。やっぱり釣りは先人の教えを素直に聞くのが一番です。
達人現る
今日はあと1枚は釣りたい。とテトラ帯で粘っていると、先週も10時頃に来て簡単に2枚釣って帰って行った達人が来ました。
10:00AMぐらいに来て、すでに年無しクラスを1枚釣り上げています。写真には写っていませんが水面にかなりでかいチヌがつながれているのが見えました。
バラシ5
やっとアタリがあり、その姿を見ることができるところまで上げましたが、引き込まれてまたもラインブレイクしました。
不安は的中しハリスを電車結びした部分から切れていました。
ちょうど時間切れとなりました。まさに潮時ということで帰ります。
納竿
達人は今日もコンスタントに2枚釣り上げて帰って行きました。
僕は6時間頑張って1枚でした。悔しいです。僕も修行してもっと上手くなります。
達人の竿は当然専用のヘチ竿でした。僕は初心者ですが良い道具で腕前をカバーした方がいいかもしれません。
今回の教訓
- ガン玉を付ける位置はハリスの結び目の直下が正解のようだ。
- アタリがないときは針とエサとガン玉を小さくすると急に釣れ始めるというのは本当かもしれない。
- ハリスに巻く回数は3回だと全然弱い。
- ハリスをケチって電車結びするとそこが弱点となりバラす原因となる。
- よく釣っている人の釣り方を見てマネをすると良い。
- 竿は竿先の柔らかいヘチ釣り専用の竿を使う方がバラシを減らせる。
- ヘチ竿を選ぶポイントとして、道糸のガイドの滑り良さも重視する。
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