2023/04/22 明石沖 ジギング
もともとこの日に友達からジギングに誘われていたのですが、友達が行けなくなったので、やる気マンマンだった狩猟本能を収めきれず、思い切って一人で予約してジギングに出かけました。
去年はこの時期、おかっぱりばっかりでずっとボウズだったので、船ならさすがにボウズはないやろう、と久々に青物の引きを期待しての参戦です。
前日までの釣果を確認すると、ハマチが4本とかサワラが3本とか、ボチボチ釣れているみたいです。
ああ~、釣れすぎて食べきれへんかったらどないしよ~。
時間帯 | 5:30~11:45 |
天気 | 晴れ一時曇り |
気温 | 11.5~18.0’C |
風 | 北北東6m~北北東8m |
沿岸波高 | 0.2~0.6m |
潮 | 中潮 |
満潮 | 06:29, 23:56 |
干潮 | 02:30, 14:59 |
月齢 | 1.9(新月から2日後) |
月出没時刻 | 6:24出 / 20:58没 |
前日から風が強くて船が出るか心配したのですが、魚英さんに電話したら「は?何言ってんの?出るに決まってるやん。」っていう感じでした。いや、そんな言い方はしてないですけどね…。波がそれほどでもなかったら普通に出船するんですね。
乗船券はふるさと納税でゲット
今回申し込んだ魚英さんでは乗船券をふるさと納税の返礼品でもらえるとのことでした。ふるさと納税ってやったことなかったけど、要するに2,000円の負担で寄付金の30%ぐらいを上限に返礼品がもらえるというめちゃめちゃお得な制度です。知らんかった…。つっても、魚英さんの乗船券がふるさと納税での返礼品になったのは今年になってからのようです。
こちとら給料から毎月税金をガッポリ取られている割にはあんまり市民への還元を感じられないから、こういう制度は有効に使うべきだと思います。今の政治は、税金は手軽に確実に取れるところ(サラリーマン)から取るというやり方ですから、サラリーマンが利用できる節税策は最大限利用しないと損です。
不通に乗ったら8,500円する乗船券を、30,000円の寄付金を払えば来年税金が28,000円返ってきて、返礼品で乗船券が貰えるんだから実質2,000円で船に乗れてかなりお得です。
数あるふるさと納税のサイトから、僕は楽天ふるさと納税を選びました。ちょっとだけでも楽天ポイントが付くからです(うわ、ちっさいヤツ!)。
【ふるさと納税】釣り船魚英 乗船券1枚 【体験チケット・釣り・体験・スポーツ・アウトドア】
ただし居住している自治体にふるさと納税はできません。ぼくは明石以外の市民ですからこの制度を利用できました。
あと、ふるさと納税で来年還付される税金には各人の年収などで上限がありますので、ふるさと納税のサイトなどでシミュレーションして調べてから申し込むようにしましょう。
ふるさと納税を申し込んでから2週間ぐらいで返礼品が届くので、釣りの予定日に余裕を持って入手するのが良いでしょう。
かなりお得なので、あと2回ぐらいは申し込もうかと思います。
バッテリー上がり
4:45までに来てくださいということだったので、3:30に起きて、4:00に出発しようとしたら、車のエンジンがかかりません。あちゃー。先週バッテリーが上がってるのに気付いて、毎日エンジンをかけるようにしていたのですが、気温が低いせいか今日はかかりません。昨日はかかってたんです!ああーもう、最悪!
急いで充電器をつなぎます。
2分ぐらいしてからセルを回して始動できました!あー助かった。急いで明石に向かいます。
まあ、先週バッテリーが上がっているのに気付いた時点でバッテリを交換しなかった自分が悪いんですけど。なんだかんだ言ってもバッテリーが一度でも上がったらすぐに交換するのが吉です。
乗船して鹿ノ瀬へ
早朝だったので第二神明は使わずに国道250号を通り、問題なく4:30頃に乗船場へ到着。急いで受付して乗り込みます。
5月でまだ水温低いと思いますが土曜日なので満船になってます。前日も切られたりバラしたりしながらボチボチ釣れていたらしいです。
4月前半は夏日の日があったりして気温高めだったのですが、この日は波はそんなに高くないんだけど、風があって気温もそんなに上がらなかったので、上下のウインドブレーカーを着て正解でした。
遅れてくる人がいたせいなのか、出船は5:12となりました。
今日は橋の西側の浅場、鹿ノ瀬を攻めるようです。
まずあさイチはブルピンでやってみようと思います。
今日はあさイチは満潮でそのあと潮が速くなるようなので、200g以上のジグじゃないと流されると予想。手持ちのジグが少なくなっていたので、慌ててamazonで4つ購入しました。次の日には届いたのでありがたいです。
ずいぶん移動します。
だいぶ走ってきました。どこまで行くんでしょう。早く釣りたい。
渋い
やっと着いたポイントで第1投、最初に落とした人が最も釣れやすいはずなんですが、誰も釣れませんでした。みんな一生懸命シャクってましたが、アタリはありませんでした。
潮が速いのと、風で船が流されるので、ラインがまっすぐ下に落ちないのですが、左の人が100gぐらいの小さいジグを流すから、あちこちの人とマツります。船長もあんまりラインが横に流されてても垂直になるように調整してくれないからやりにくい。
水深は30mそこらなのですが、なんせ潮と風が速いから底まで真っすぐに落ちないんです。
全然アタリがないので移動します。
昨日までの仕事の疲れが残っているのでイマイチ元気が出ません。最近仕事でだいぶ追い込まれてます。周りの人もあんまり喋ってません。みんな疲れてるんでしょうか。
移動中、なんとなく操舵室を覗いてみると、モニタがなんとブラウン管でした。かなりの年代物ですね。
唯一のヒット(おそらくサワラ)
左横の人とマツるので、自分はスピニングでできるだけ遠くに投げます。今回スピニングタックルとベイトタックルの両方持って来てて良かった。
投げるのでジグは100gに変更。この後、このルアーに今日唯一のアタリがありました。
上の写真のジグパラ バーチカル ショート 100g ゼブラグローにリアフックとブレードを付けて投げて底をネチネチ攻めてると、ガッツリと根掛かり!と思って竿を立てるとグングンと生命反応が!おおー!キター!
左右の人の視線が熱い。やっぱサワラにはリアフックとブレードですよね!やった、これはデカい!と思ってたらフッと急に軽くなり…。
残念ながら仕掛け一式をロストしました。フロントフックとリアフックとブレードと、自作の先糸もロストしました。ああーくそおー!
さらに切れた所がリーダーではなく、なぜかPEラインでした。PEラインを噛んだってことか?なんでそんな所噛むん?
左の若い人「今のは大きかったですね!」
右の熟練者「サワラやなあ。」
ああ~、釣りたかったなあ~。
ノットからやり直しです。時合を逃さないようにできるだけ早くやります。
↑焦り過ぎてぐちゃぐちゃです…。恥ずかしいですが上げときます。しかもリーダーの端をライターで玉にし忘れています。
船長のアナウンス「早よ釣ってや~。」って何回も言われるんだけど、船長、釣れるところに連れて行って下さいよ!
根掛かりロスト
↓大急ぎで先糸、ジグ、アシストフックとブレードをつなぎました。よっし、投げよ。としたら、誰も釣れないので移動しますとのアナウンス。
この後のポイントで、150gのゼブラグローに交換した直後、根掛かりでまたもや一式ロスト。先ほどのノットの部分からすっぽ抜けていました。トホホ…。
そしてまたしても焦り過ぎてぐちゃぐちゃなFGノットの完成。まあいいや。今回はリーダーをちゃんと抜けないようにしたから。でも風が強くてライターの火が定まらなくてやりにくかったです。
↑やっぱノットアシスト持ってきたら良かった…。
10:00を過ぎると、もしかして今日はボウズか…?という予感がしてきます。
そして11:30になると「次の一流しを最後にして上がります」との無慈悲なアナウンスが。
今日は朝からひたすらスピニングタックルを右手でシャクり続けてきたので右腕がパンパンになりました。
ベイトタックルに切り替えて、今度は左手でシャクります。
釣れませんでした…。残念。船でボウズだったのはこれで2回目です。
終了
この日は船全体でハマチが1匹上がっただけでした。潮はそんなに悪くない日だったんですけどねー。風が強いと釣れないんでしょうか。
風がすごいなあ。そんな中、左の若い人達も疲れ切って眠っています。
右手の人生経験豊富な方々は、「まぁ、こんな日もあるわいな。」という感じです。
必ずリベンジします。
港に戻ると、タイラバで出船した2隻も散々な釣果だったようです。船全体でガシラが2匹とか、そんな日でした。今日は激渋な日でした。
帰港後談
帰るとき、エンジンが始動するか心配だったので、一目散に車に戻ってスタートボタンを押すと、やっぱりバッテリーがまた上がってて始動できませんでした。
自分の車が駐車スペースをふさいでいたので、手で押して移動していると、見ず知らずの親切な方がポータブルスターターや、ブースターケーブルをつなげてくれて、なんとか始動させることができました。
早く帰りたいところ、見ず知らずの私にご親切にして下さり、ありがとうございました。この場を借りて、というか、その場でも最敬礼で頭を下げてお礼を述べたのですが、改めてお礼申し上げます。
延長コードと充電器を車に積んでいたので、最悪の場合、魚英さんに頼んで小屋から電源をもらおうと思っていたのですが、こんな親切な人がいるなんて、世の中まだまだ捨てたもんじゃないですね。
あと、家に帰るといつのまにか右手の小指の付け根の皮膚がめくれて肉が見えてました。
スピニングリールでシャクり倒したので、薬指と小指で挟んでいたリールの部分が擦れて皮がめくれたようです。グローブはしていたのですが、それでもめくれてしまいました。よく見るとグローブには血が付いていました。釣りしてるときは夢中で気付きませんでした。
今回の教訓
- 車のバッテリーは一度でも上がったらすぐに交換する。
- サワラは泳がせたら切れるから、かかったらすぐにゴリ巻きの方がいいかもしれない。
- 5月はまだ水温が低く、船でもボウズになることはある。
- FGノットはノットアシストを使って確実にやる。
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