2021/08/21 加古川尻 ヘチ釣り
今週も欠かさずヘチ釣りの練習に出向きました。
いつも昼前ぐらいまで釣れないので、今日はいつもより遅めに出発しました。
今日は朝は北から風速2~3m、昼前には南から5~6mの強風ですが、波高は0.2~0.4mと穏やかな予報です。潮は大潮で8:00から下げ潮になります。昼前に一時わずかな小雨が降る予報です。
現場
準備
今日は足場の良い所から開始して入念に探っていきます。
いつものようにタモを組み立てて仕掛けをセッティングします。
今日の仕掛けは先週と同じで次の通りです。
- 針は5号
- ハリスは3号
- ガン玉は2B
大物の強烈な引きでもある程度耐えられるセッティングにしています。
仕掛けを結んでいると、作業服姿のおじいさんが話しかけてきました。
おじい「イガイか。落とし込み?」
僕「はい」
おじい「イガイが一番よう釣れるわ。せやけど、今日はアカンらしいで。あの子(SHIMANOのウエア・タックルで全身装備している人)でも今日はまだ1匹やて。ワシゃ何年もここ見てるけど、あの子が一番上手いわ。」
僕「あ~、はいはい、知ってます。7/11に来た時、僕が2匹しか釣れなかったけど、あの人20匹以上釣ってましたから。僕は下手ですけど毎週来て練習するようにしています。」
おじい「上手い人のマネをするのが一番やで。あの子の仕掛けは特殊やわ。」
僕「へぇ~、どんななんですか?」
おじい「イガイをやな、ちょっと云々。」
僕「へぇ~、そんな仕掛けは初めて知りました。僕も家帰って調べてみます。」
上手い人でもまだ1匹ということは僕は…嫌な予感、今日の天気のように暗雲が立ち込めてきました。
僕「ところで7/11に来た時、チヌが何匹もエイを追いかけているのを見かけたのですが」
おじい「あれはやな、糞を食べてるんやな、エイの。」
僕「えっ…そうなんすか…」
いくら雑食だからって、糞を食べるとは。エイの食べこぼしを拾い食いしていると思ってました。
足場の良い場所から釣り開始
根拠はないですが、僕は釣れるという自信満々で、さて、やりますか。
テトラ帯の手前は少し混んでます。今日はテトラ帯の方が混んでいそうなので、とりあえず足場の良いこのあたりをネチネチ探っていきます。
今考えれば、風のまだましな朝のうちにテトラ帯を攻めれば良かった。
片道の途中で軽くゴツゴツとしたアタリあり。すぐに抜けました。
すぐに吐き出すというのは針が大きいから違和感を感じやすいのでしょうか。
このあともう1回アタリがありましたが掛けきれませんでした。
テトラ帯へ
風が強くなってきましたが、足場の良い所ではアタリが無くなってきましたのでテトラ帯の方へ出撃します。
SHIMANOのフル装備の上手い人(以後、プロという)が僕を追い越して行きました。
2回アタリがありましたが2回ともすぐバレました。
先ほどのおじいさんは根魚狙いの探り釣りをしていました。
おじい「釣れたか?」
僕「いいえ。アタリはあるんですがバレるんです。」
おじい「あの子(プロ)はもう2枚上げたで。」
僕「はぁ~そうなんですか。何がアカンのでしょうかね~。」
おじい「それはやな、云々。まぁ、がんばって。」
僕「はい。」
アタリはあるのに釣れない
この後もアタリはあるんですが、すぐにバレます。
ちょうど僕がテトラ帯の先端に到達する頃に、そこでノマセをしていた先客が引き上げて行きました。
僕も根本側へ戻りながら探ります。
プロとすれ違う際に一言話し掛けました。
僕「よう釣れてますね!」
プロ「今日は少ないわ。」
少なくとも3枚釣れてるんですから良いじゃないですか。僕とは明らかに仕掛けと竿が違います。プロの竿はやっぱりヘチ釣り専用の、竿先が柔らかいものを使っています。
それに落とし込み方も僕とは違います。僕は毎回上から底まで落とし込むのですが、プロは表層だけのように見えます。そんな表層で釣れるのか?と思います。
そろそろ帰る時間
時間も予定をオーバーしているのでそろそろ引き上げるかと思っていたらラインがス~っと沖へ。合わせると途端にラインがビューンと出て水面に巨大なエイの姿が。あ、無理やな…。
竿を寝かした瞬間に針の結び目から断線しました。3号のハリスでもさすがにエイは無理です。
ちょうどいい潮時だし、今日はもう帰ろうか。と思いましたが、悪い癖が出てもう少しだけ粘ることにしました。仕掛けはさっきと同じです。
延長戦突入
僕が仕掛けを結び直していると、またプロとすれ違いました。
僕「さっき、よっしゃー!キター!と思ったらエイでした…。」
プロ「( ´,_ゝ`)プッ」
くそー、悔しいです。
その後結局1回アタリがありましたがすぐに吐き出すようです。やっぱり針がデカイのがダメなのか。
最大風速8mぐらいあります。強風でリールに一番近いガイドの手前で糸フケが1mぐらい出てしまいます。ラインでアタリを取るのも難しくなってきましたので帰る事にしました。
納竿
今日は釣れませんでした。何がいけなかったのか、帰ったら反省会です。
強風のためか、この辺りの釣り客は1人も居なくなっていました。
今回の教訓
- 釣りは予定していた時間が来たら止める。
- 喰いが浅い時は針とエサを小さい物に変える。
- バラシが多いので情報収集・研究をして対策しなければならない。
- 少ないアタリを高い確率で針に掛ける仕掛けを考える。
- ただしハリスを細くし過ぎるとブレイクするので、ハリスの強度もある仕掛けを自分で作る。
- できれば竿は良い物を使う。
あまりにも悔しいのでフッキングの確率が上がるように自作した仕掛けを作りました。来週はこれを試してみようと思います。
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