2020/09/19 加古川尻 ヘチ釣り
前回のヘチ釣りでタイコリールを初めて使用しました。
準備
ヘチ釣りに使える代替の竿とは
持ちにくかったので専用のヘチ竿だともっと持ちやすいのかなーと、ネット通販サイトをいろいろ物色しましたが、今の僕にはちょっと手が出ない値段でしたので「ヘチ竿 代用」で調べました。そこで最初に出てきたサイトでは「プロマリン シーバトラーライト 70L」が最適で一択である、とその根拠もポイントを押さえて初心者にもわかりやすく説明されていました。サイトの商品リンク先が別の竿だったので別途検索したところ、どこもかしこも売り切れでした。おそらく上記リンク先サイトの説明が素晴らしすぎて皆こぞって購入したのでしょう(←あくまで想像ですが…)。しかし70Lより少し長い73Lの在庫がまだある店を見つけましたので迷わず購入しました。
↓プロマリン シーバトラーライト 73L は生産終了したので後継機を貼っておきます。
届いたパッケージを見ると「アジング・メバリング」のシールが貼ってあります。え…😨大丈夫なん?早速箱から出してみると前回使用していたエギング入門用の竿と比べるとかなり細いです。前回かかったような年無し(←あくまでも想像)だと折れてしまうのでは…?
もしいきなり折れたら困るなー。予備を持って行った方がいいかなー。そこは僕の余りあるピクニックで、いや、テクニックでカバーしよう。
エサの現地調達
今日は干潮が4:49でしたので4:30からエサの現地調達開始です。ところがうっかり運動靴を履いてきてしまい、打ち寄せる波がちょっと激しかったので靴が水浸しに。仕方なく裸足になりましたがこれが間違いでした。
岩はツルツル滑りやすいし、フジツボや牡蠣の殻が足に刺さって痛いので移動がままなりません。また水面に出ている滑りやすい岩を足場にして四つん這いになり、しゃがみ込んで海中をのぞき込んでいたらバランスを崩してしまい、踏ん張った時に右足の裏を切創してしまいました。結局運動靴を履きなおして足首まで海水に浸かりました。それに今回は軍手を持って来ていなかったので、牡蠣の殻で両手指先にいつのまにか切り傷を何個も作ってしまいました。
干潮と言っても日によって潮位が違うんですね。前回と比べて潮があまり引いてなかったのでエサの現地調達に手間取ってしまいました。と言ってもカニしか取れず。本当はイガイが欲しかったのですがここにはありませんでした。この時点で既にひと仕事終えたような疲労感があり、5:40になっていました。
釣り場へ
痛い手足をものともせずポイントへ歩きます。
先週アタリのあった場所へ向かいます。右側はタモが届かないので左側に行きます。通っていると段々要領が分かってきますね。ルアーマンも数名いますが今日は釣れてなさそうです。
今回はヘチ釣りの練習なのでまた釣れるようにリリースするつもりです。なのでいつものお持ち帰り用発泡スチロール箱は持って来ていません。いつもはそこに竿を寝かせるのですが、新品の竿に傷を付けたくなかったのでチョイ置き用の竿受けを持ってきました。
僕のように神経質な人にうってつけの商品です。折り畳むとポケットに収まるサイズになります。筏釣りにも最適です。
捕まえたカニは餌箱に入れて持ち歩きますが、開けるときは一斉に脱走されそうでちょっと怖いです。
釣り開始
先週年無し(←あくまで想像)が食った所の左右20mを探りますが全く反応ありません。1週間もしたらそりゃ別の場所に行くわなー。
防波堤の先端へ向かう途中でセイゴがフラフラと泳いでいました。食う気は全くなさそうです。今日は先週と比べて急に涼しくなりました。コンプレッションインナーとTシャツだけだと風(風速4~5m)が寒く感じます。上着は置いてきてしまいました。
Hit!!
全然釣れないなーとボンヤリしているとラインがスーッと持って行かれました。合わせるとピタッと止まって動きません。また根に潜られたか?と、今回はちょっと大人になって無理に引っ張らず、糸を緩めて待つことにしました。すると仕掛けがゆっくりと手前に戻ってきてエサだけ持って行かれていました。多分タコだったのでしょう。残念!
タイコリールは回転がいいのが裏目となってバックラッシュが起こりやすいです。上の写真のように輪ゴムを使ってスプールを固定すればバックラッシュを予防できます。
粘りに粘ったのに釣れませんでした。
今日は本来なら午前中におチヌ様が2枚ほど釣れてホクホク顔で切り上げて、午後は別の釣り場の調査に向かう予定でしたが計画が狂いました。見えチヌ様もおらず、粘りに粘って16:00に引き上げる事にしました。
通りすがりの散歩していたおじさんが「チヌはな、貨物船と護岸の間にいっぱい溜まっているからな、やってみぃな!」とアドバイスされその通りしましたが当然空振りでした。写真のようにちょっと泡で見えない所がいいらしいです。今日は潮が悪いのかなー?
防波堤の入口に向かいながらも落とし込みを試したので結局17:00までやってヘトヘトになりました。右足裏のケガが痛くてこの堤防の長距離を歩くのが苦痛でした。疲労こんぱいというか憔悴していました。
無理したせいでケガをしました
そんな体にムチ打って、ここには餌となるイガイが生えていないので、明日のヘチ釣りの餌調査のために、この後近くの別府港に探しに行きました。
が、ここでまた岩の苔に足を滑らせてコケてしまい、右足の脛を打ち身して出血。骨は折れずに済みました。しかし受け身を取った時に右手首・右肩の昔の古傷で痛む関節がビキッ!と逝ってしまいました。チョイ投げしてる兄ちゃんの目の前でコケて、「痛ってー」と起き上がった時に目があってすごく恥ずかしかったです…。疲れているときは注意力が落ちるのでより慎重にならないといけませんね。
今回の教訓
- エサの現地調達には軍手を必ず持って行く。
- イガイを調達するには釣り場に足繫く通ってその道の通から情報を得る。
- アタリの少ないときは早めに諦める。
- 疲れている時は無理しない。安全第一。
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