2021/08/28 加古川尻 ヘチ釣り
今日は先週のボウズが悔しすぎてリベンジです。仕掛けを自己流で工夫したものを作って試してみます。
今日の天候は晴れで猛暑、早朝は北からの風速0~2mで一時汗だく、9時頃からようやく南西からの風速3~5mで助かりました。波高は0.2mと穏やか、中潮で到着時は下げ止まりから上げ潮に向かう潮止まりでした。
現場
今日は駐車場も結構一杯で、釣り客が多いです。ほとんどがシーバスや青物狙いのルアーマンです。
セッティング
今日もいつもの場所で準備開始です。タモと仕掛けをセッティングし、日焼け防止のグローブやフェイスガードなども装備して、パンとコーヒーをウエストバッグに詰め込みます。
先週はバラしたり、ハリスが切れたり、針の結び目で切れたり、と失敗続きでボウズでした。もう悔しい思いをしたくありません。数少ないアタリを高い可能性で掛けられるように考えないと同じ失敗の繰り返しになります。どうすれば可能性を上げられるか、自分なりに考えて仕掛けを作ってみました。いつもとどう違うか、写真を見ればわかりますよね。
針は3号、ハリスは2号、ガン玉は小さめの2B、イガイも小さめにします。
この仕掛けで吉と出るか、凶と出るか。
釣り開始
よし、行くぞ。まずは足場の良い場所から探ります。
今日はシーバス狙いのルアーマンが多いです。9月に入ったらもっと多くなるでしょう。
潮止まりのはずなのですが、仕掛けが沖の方へ流されるのでガン玉2Bをもう一つ追加しました。
足場の良い場所を一通り探りましたがアタリはありませんでした。
本命のポイントに突入します。今日は1往復して釣れなかったら帰る覚悟です。
青物登場
防波堤の先端までアタリは2回ありましたがフッキングしませんでした。警戒されているようです。
先端に行き着いた頃、テトラ側で釣っていた青年にHit!!竿が引き込んで僕と目が会いました。おおっ!と思ってもう一度見るとバレたようです。あー、残念。
僕「バレたんですか~。」
青年「あー、はい。」
僕「今来てますよ。」
青年「そうですね!」
と言って、次のキャストをすると、本当にHit!
しばらく見物していましたが、足場の悪いテトラで青年自身で無事にランディングできました。
僕「いやー、すばらしい。バラしてまたすぐに掛けるとわ。」
青年「自分最高記録かもです。」
僕「お見事でした。おめでとうございます。ジグですか?」
青年「はい。」
僕「以前ここでショアジギングしていたら、おじさんに、『ワシゃ20年通ってるけど、そんな鉄なんか喰うかいな!』て言われたけど、ちゃんと喰いますよね~。」
青年「ですね。もう帰ろうかと思ってたんです。」
僕「8時でも諦めなければチャンスは巡って来るんですね~。今日は刺身ですね!」
青年「はい、祝杯です。」
なかなか笑顔が爽やかな青年でした。僕も久々に青物を釣って刺身にしたいな~と思いました。
その後シーバスによる小さいバチャバチャがありましたが、続きませんでした。
防波堤後半戦
そんな会話をして先端から根本側に引き返して落とし込みを続けます。
まもなく、僕のラインにアタリを検知。これはガチでフッキングしてるやつです。
巻けるうちに巻きますが、相手は思い出したように強烈に引き込みます。
今回は過去にラインブレイクした失敗を思い出して、ラインは無理に止めずに手動ドラグで相手のパワーをいなします。
そして相手が力を緩めた時に巻き上げます。
そんなやりとりを5回程繰り返しました。巻いても巻いてもまたチャラにされます。
今回は右手には帰ろうとしていた先ほどの青年と、左手には帰ろうとしていたシーバスルアーマン2人のギャラリーが居ましたが、焦らず、緊張せず、落ち着いてチヌを疲れさせることに努めました。
今季6枚目
難しいハードパワーの持ち主でしたが、相手を疲れさせることで無事ネットイン。
よくやったオレ。タモの直径は50cmなので、55cmぐらいです。
青年「でかー!」
左手の人「こんなん居るんや~。」
僕「やっと1匹ですわ。毎週来てますけど、先週はボウズでした。」
自己流で作った仕掛けは結局関係なく、チヌは通常の仕掛けと同じように食っていました。
また会おう!さらばじゃ!
チヌは元気に水中に潜って行きました。
後が続きません
このあと防波堤を引き返しながら探りました。
テトラ帯の入口付近まで戻りましたがアタリはありませんでした。
否、気が付くと、いつの間にかイガイが割れていました。喰われたのにアタリに気付かなかっただけでした。
エサを替え、しばらく探っていると、根掛かり?いや、今日一番のアタリです。
今日一番の強者
魚は底から全く浮いて来ません。まるで海底を這う戦車のようです。しかも、先ほどの手動ドラグのテクを使っても相手は一向に疲れる気配がありません。何度巻こうとしても相手の引っ張るペースの方が速いです。
そうこうしている内にラインが根に掛かってしまい、動かなくなりました。
根掛かりを外すとすぐにまた相手の強い引き込みが!
そしてラインブレイク。
くぅ~!難しい!恐らく根に潜られたときに付いた根ズレでハリスが弱まったんですかね。
この後仕掛けを交換して粘りましたが、また無駄な時間を過ごしてしまいました。
納竿
また手を考えて来ますよ。
今日は残暑が厳しい猛暑日でした。リベンジが叶って良い日でした。
今日の教訓
- ボウズだった同じ仕掛けを使っても釣れる確率は上がらない。自作の仕掛けを工夫すべし。
- 年無しチヌを上げるにはハリス1.5号では難しい。高級な竿でなければ2号でやるしかない。
- TVでラインは基本出さずに足と腕のクッションでいなすという達人が居たが、僕はラインを出して手動ドラグを駆使した方が釣れる確率は上がる。
- 10:30過ぎにラインブレイクしたら粘らずに素直に片付けて帰る事。
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