当サイトはアフィリエイト広告を掲載しています。

2021/07/23 丹後 イカメタル

2023年7月23日

今回は待ちに待った、年に一度の日本海イカメタルです。去年もお世話になった間人(たいざ)の北斗丸さんに乗せてもらいます。

準備

去年隣の人がエギでワンピッチジャークして爆釣していたので、僕もマネをしようと思います。イカメタルでワンピッチジャークするのに適したエギってどんなのがいいのでしょうか。

本命選手

行きつけの釣具店のお兄さんにイカメタル用の釣れるエギを聞きました。それなら、ということで上の写真の左の2つのエギを薦めらました。なんでもこの店員さん、これで竿頭になったとのことです。

ヤマシタ(YAMASHITA)
¥1,017 (2023/05/05 11:35時点 | Amazon調べ)

イカメタルのエギ・スッテの収納にはMEIHO 820がジャストフィット!

去年は竿が入門用でしたが、今年は竿先にチタンが入ったちょっと良い竿を新調しました。

(左)RealMethod IKAMETAL GR2 C63 High-Grade Model と SHIMANO 炎月プレミアムHG
(右)RealMethod EGING SP 862ML と RealMethod KALOS S2500
ダイワ(DAIWA)
¥12,441 (2023/05/05 11:56時点 | Amazon調べ)

スピニングタックルは準備が間に合いませんでしたので、ショアでのエギング用タックルを持って行きます。まあ、皆さん「無謀だ!」とお思いでしょう。確かにしんどかったのですが、今回これが一番釣れました。来年はジャークしやすい竿を新調しようと思います。

めんつゆ

今回も沖漬けをします。味がしみ込んでめちゃくちゃ旨くなるのでこれは絶対に外せません。

現場

集合時間

前日船長さんに出船確認の電話をして16:30集合とのこと。Googleマップの経路探索で見ると3時間で行けるので「1:00に出発したら余裕で間に合うわ~」と思っていました。しかし途中で食料を買ったりガソリンを入れたり立ち寄っていたら、カーナビの示す到着時刻が17:05になってます。これにはかなり焦りました。ウチのカーナビの地図が古く、天橋立から先の無料区間が未対応だったため、実際よりも遅い計算になっていたようです。16:15に無事に間人の民宿街に到着できました。

しかし、去年来たことがあるにも係わらず、民宿街から間人漁港に降りる道が判りません。なんか、海水浴場の駐車場に入り込んだりして迷って、結局集合時刻ギリギリに到着となりました。漁業組合事務所で小用を足してから北斗丸の船着き場へ向かいます。船長さんがもう来られていたので挨拶がてら料金を支払いに行くと、「帰ってからでいいですよ、それより先に荷物を持って来てください。」とのこと。去年も来てたのに勝手を忘れてました。

16:29 集合時刻

今回は釣りに全集中したいので、出発までの待ち時間に急いで腹ごしらえを済ませておきます。

16:36 早目の晩御飯

自宅近くのスーパーで買ったスタミナ助六をお茶と一緒に大急ぎで胃に流し込みます。おひとり様は僕と、あともう一人だけのようです。

出港

16:50 出港

船長の指示に従い荷物を積み込んだら離岸しました。僕は最後に来たので釣り座は上の写真の左舷の通路になりました。右舷は夫婦で来てる2人が道を塞いでいるので船長やトイレに行くミヨシ側のお客さんが僕の釣り座を行き来します。

16:50 出港

待ちに待った去年のリベンジ、いよいよ開始です。武者震いがします。なんとしても日没までに2杯は釣りたい!

16:55 ヤマシタ イカ釣リーダー ショート

ポイント到着後すぐに釣りを開始できるように移動中に仕掛けを用意しておきます。ベイトタックルにはイカメタルの本命選手を、スピニングタックルには上の写真のリグに安いオモリスッテ・浮きスッテを合計4つ付けます。スッテを4つ付けられるリグはなかなか無いのですが、これは行きつけの釣具屋で見つけました。やっぱりいっぱいつけられる方が釣れる確率は上がりますよね。去年(小潮)は手作りの胴付き仕掛けでスッテを6個付けてる人もいました。

結論から言うと、今回はこのスッテ仕掛けが一番釣れたのですが、その一番釣れてる時に船長にドロッパーを2つ外すように注意されました。僕の右手の常連客と2回祭ったからなのですが、2回とも右の常連客がスピニングをフリーで落としている時にこちらに流れて来たから祭ったのに…。なんでも、僕の仕掛けが潮受けしているから右に流されているとのことです。僕の仕掛けはちゃんとテンションかけて落としてるからバーチカルに落ちています。対して、右の常連客はフリーで落としているから見る見るうちにこちらに流れて来ます。それで祭ってるんですが…。まあ、船長の言うことは「わかりました」と素直に聞くしかありません。しかしこの常連客、迷惑なことに仕掛けを底まで落としたらそのまま置き竿にするから、僕や僕の左の人にも祭っていました。この人のせいで後に僕のベイトタックルのPEラインを10mカットする羽目になりました。

16:59 丹後半島沖

今日の天気は晴れ、風速3~5m、波高は0.5m、大潮です。風だけがちょっと心配です。

17:01 夜焚き照明

ミヨシ側にはLEDライトもありますね。僕も船首側に行きたかった。

17:12 ポイント到着

赤いパンツを履いてる背中向けてる人が僕の右隣の困ったちゃんです…。船首の4人は常連のグループの仲間のようです。

船長が潮の流れと風の流れから判断して船の向きを180度反転させてから錨を降ろしました。僕の釣り座は東向きだと思ってサングラスを外したのですが反対向きになったので眩しいです…。

今日は大潮なので潮の流れが比較的早いようです。上の写真のハットの人が船長に頼まれてオモリグで潮の流れをチェックします。するといきなり良型のケンサキイカを釣り上げました。上手いな~。船長が今日はオモリ25号でスタートお願いしますの合図で僕も錘スッテを付け替えて仕掛けを落とします。25号持ってて良かったです。持ってなかったら終わってました。

日没まで

17:28 反応なし

去年はポイント到着直後から皆釣れていましたが今年はそうはいかないようです。去年はイカのアタリの合わせ方すら判らなかったのですが、今年は少しは経験があるので、なんとか日没までに2杯上げたいです。

僕の釣り座は通路なので船長がよく行き来します。通りすがり、船長が「アタリはある?」と聞いて来ました。
僕「いやぁ~、わからないです。」
船長「交通事故みたいなもんやからね。」
僕「交通事故?」
船長「この時間釣れる確率ってこと。」
僕「へぇ~、そうなんすか。でも去年はいきなり釣れてましたよね。」

18:08 いまだ反応なし

周りの人がポツポツ釣れ始めてきまた。右手の常連客は既に2杯釣ってます。いよいよチャアーンス!と思ったら、右の常連客と祭ってしまいました。僕のPEは船長に10mカットされてノットをやり直しです。トホホ…。今時合いなのに!後ろからは「イカメタル初でダブルヒットか~!スゴイやん!」とか聞こえてきます。風の中焦ってFGノットをしたので雑なお団子ノットになってしまいました。ガイドに通りにくい感触です。右手の常連客もカットされましたが直すのが早いです。僕より早く仕掛けを投げ込んでいました。僕も仕掛けを結び直して、投入前に、まあ、一応、こちらから挨拶しておきます。この人は今話題のフラッシュブーストを付けていました。

僕「あのー、スミマセンでした。」
常連客「ああ、うん。」
僕(…いや、ああ、うんじゃないでしょ…)「それ、今、入手困難なんですよね。」
常連客「うん、でも、そんな変わらんすよ。」
僕「いやいや、言うても釣れてますやん。」

そして時合いは過ぎ去って行きました。

僕も欲しいんだけど、高いんだよなー。来年は僕も用意しよう。

18:22 本命選手チェンジ

あまりに無反応なのでヤマシタのエギ王からDUELのパタパタQに変更。ラトルが入っているのでその効果に期待します。

19:08 日没

とうとう日没までに1杯も釣ることができませんでした。残念です。

日没後

でも日没直後にようやく僕にも1杯だけ釣れました。すぐに再投入したかったのですが船長が写真を撮りに来たので応じます。ブログ用の写真は撮る余裕はありませんでした。

この後照明が点くまで釣れませんでした。

19:25 照明点灯

上の写真では外は暗く見えますが、実際はまだ明るいです。船長がエンジンを回して照明を点けました。僕の右手の赤いパンツの常連客がロッドホルダーに立ててる竿(4本持って来てる)の仕掛けが僕の竿に絡まってるんですけど、全然気付いてないですね…。少なくとも錘スッテを振り子のように大きくブラブラさせないでほしい…。

19:42 ボイル

照明が点くとすぐにイワシの群れが集まりました。あちこちでバシャバシャしてます。

この後、釣りに全集中したのと、うねりが出てきてグロッキーになってしまったので写真は全く撮る余裕がありませんでした。

釣れた時に船長が僕の後ろを通りながら、「今何mで釣れました?」と聞いてくるので「35mです!」「45mです!」と即答します。

常連客は皆スピニングでワンピッチジャークするのでカウンター付きのベイトリールは使っていません。なので僕の炎月プレミアムが魚探代わりになっています。

僕のスピニングタックルはショアのエギング用なのでかなりしんどかったです。途中、夜なのに照明が暑くて汗をポタポタかきながらリーリングしていました。でもこの安いスピニングタックルが一番釣れました。

最後の方に、終盤に釣れたイカをなんとか撮影しました。

23:19 貧果

僕の右手の常連客がしょっちゅう水汲みバケツで手を洗うので僕の足元は水浸しです。今回は本当に右隣りの常連客に迷惑を被りました。

納竿

23:55に船長が、「時間になりましたので終了しましょうか。」と言われて「はい、わかりました」と素直に終了しましたが、常連客はまだダラダラと釣り続けていました。僕は最後まで釣れそうで釣れませんでした。

今日は21杯で終わりました。右の常連客は僕の倍以上は釣ってたと思います。おひとり様は不利だな~。

24:15 照明

帰る頃にはうねりが大きくなってきました。コンプレッションパンツによる腹の締め付けがキツいのもあって、帰港するまでのこの時間、もうちょっとで吐きそうでした。

24:32 帰港

やっと陸に上がれました。しんどかったです。船長に料金を支払って早々に立ち去ります。ここから家まで3時間の運転です。船長の話では泉南や奈良から来る客もいるらしいです。泉南なら和歌山の方が近くて良いと思いますが…。ガムを噛みながら今度は運転に全集中です。帰宅すると4:00AM、シャワー浴びたりして就寝は5:00AMになります。想像すると気が遠くなります。

調理

翌日は7:00AMに目が覚めました。案外無理がききそうです。

07/24 07:49 釣果

沖漬けは釣りたてを漬けたわけではなく、暫くしてから漬けたので出来は悪いです。

イカは冷凍した方が処理しやすい、なんなら内臓処理もせずに冷凍してもいいと会社の同僚から教わりましたが、僕は少なくとも内臓だけ分別処理して冷凍しておきます。いつも日曜菜園で作ったお野菜をくださるお隣さんに2杯だけお裾分けしました。

07/24 18:04

沖漬けにしたイカを3杯だけ刺身にしました。残りは冷凍です。3杯分の焼きゲソは明日やります。

今回は途中モチベーションが落ちたりして色々悔しい思いをしました。来年またリベンジしたいです。

今回の教訓

  • 次回は自宅を12:30に出発する。
  • コンプレッションのパンツは腹への締め付けが苦しくなってしんどくなるので履かない方がいい。
  • オモリスッテは20、25、30号を用意しておく。
  • 来年はスピニングタックルを新調してオモリグに挑戦する。リールはタイラバ兼用でシマノの3000番、PEは0.8号でよい。
  • ただしオモリグは数が釣れてから潮の流れがあるときだけにする。オモリグにはシャロータイプのエギ2.5号を付ける。
  • 明るい内はイカメタルで底から50cmをネチネチと狙う。
  • 明るい内は釣れなければオマツリを避けるために照明が点灯するまで待つ方が良いかも。
  • 大きく1回しゃくってテンションフォールまたはフリーフォールで元の位置にピタッとステイが基本動作。
  • イカメタルリグのエダスには普通のエギよりもスッテエギスッテを付ける方が釣れる。
  • メジャークラフトのビッグアイシリーズがいいかも。
  • 暗くなって照明が点いたら水深30m~40mを狙う。大きいのは深い方に居る。
  • 大きいのはオモリグで狙うべし。
  • できればフラッシュブーストを入手する。高いけど…。
  • 帰宅して3時間しか眠れないが、睡眠薬を飲まない方が翌日の釣具の片付けを頑張れる。
今回事前準備したルアー

こんなにたくさん持って行っても使いません。次回はもっと厳選します。今回は結局一番釣れたのは上の赤枠で示したスッテ(去年使用済み)でした。イカメタルはスッテが一番お手軽に釣れるようです。

逆にTAKAMIYAの錘スッテで釣れたのは1杯だけでした。錘スッテの選択を検討する必要ありです。