2024/09/14 家島(西島) エギング(後編)
渡船で坊勢島から西島に渡ってきました。
残暑厳しいというか、猛暑日でガチグソに暑かったです。エギングどころではなかった。
追い風になるポイントに行ったのですが、風裏なので風を全然感じなくて、茹だるような暑さでした。
後半のダイジェスト
総括すると、まー、釣れなくてクソつまんなかったです。
では時系列を追って島の景色の紹介だけでもしておきます。
浮桟橋
入島税200円を払って受付を済ませたら、渡船の着いた浮桟橋から北東方面へ向かいます。
さっそく予定していた釣り場に向かいながらランガンしていきます。
桟橋から見ると、小さい見えイカは居ることは居るのですが、活性が低くて追って来ません。
というか、エギを捕食対象とは認識していないようでした。
ここでしばらく投げましたが反応が薄いので移動します。
ここも見えイカは居ましたが、スレてました。居るのですがまだ小さいので2号のエギでは大きいのかも。
日が昇ってくるとクソ暑いです。
前編で一緒に渡船に乗って来た日帰りの若者3人組が僕を追い越して先に岩場の方で釣っていました。
各人1杯ずつぐらいは上げていました。が、僕が見た限りは胴長5cmぐらいでした。
年寄りには危険な岩場です。注意して進みます。
見えイカは居るのですが、抱いてくれません。
抱いてくれるのを辛抱強く待ちますが抱いてくれません。
若者3人組はこの後岩場を離れて一旦桟橋の方に戻って、いえしま自然体験センターに向かったようです。山道の方へ行きました。
僕は暑すぎて、この時点でポカリスエットを500ccを1本飲んでます。我慢しながら少しずつ飲んでるつもりでしたが予想以上にハイペースで飲んでます。
友達の話では、ヤマシタ エギ王 LIVE ブルーポーションを使ったら可哀そうなぐらい釣れたということでしたが、全然釣れませんでした。
イカはじーっと見てるだけです。
時間が無駄に過ぎていくので、場所を変えます。奥の方はどうなってるのか探検に向かいます。
プライベートビーチ
奥の方に行くと、水産加工会社の倉庫のようなところがあります。
さらにその奥へ進むと、プライベートビーチのような場所がありました。
ありがたい。日影がある。ここで少し休憩しよう。もうダメだ。暑すぎる。
しかも水道もある。
水栓をひねると水が出ましたが、臭いがきつくてヤバそうだったので飲むのはやめました。
タオルを濡らして体を濡らして冷やしたら少し生き返りました。
この時点で持ってきたポカリスエット500cc×2本飲んでしまい、残りは500ccだけです。このペースで行くと夕方まで持ちません。
飲料が足りない!
スマホはなぜかアンテナの柱4本以上立ってて通信状態はバッチリ。なのですが「この近くの自販機」で検索してもヒットしません。ヤバイ。脱水症状になりそう。
イチかバチか今から、いえしま自然体験センターに行って飲み水を分けてもらうか…。でも今から片道40分歩くのは時間もったいないなー。
浮桟橋の方に戻る途中分かれ道が。上の写真をまっすぐ行くとたぶんいえしま自然体験センターに行けるが今から40分かけて山を越えるのはちょっとしんどいな…。
結局今日は予定通り、桟橋近くで粘る事にしました。
しかし日影が全然ないし風も全然当たらないので暑くて死にそう。
岩場に嫁の皿貝を探しますがありません。
ニナ貝があったので岩で叩いて潰して、エギのカンナに付けて投げましたが1回投げたら外れます。
暑くて気力も失せていちいちニナ貝を付けるのは2回でヤメました。
倒れる寸前
とにかく暑いので一回休憩します。
水産会社の倉庫の横の日影に行くと蛇口がありました。ここの水も臭いがヤバかった。恐らくさっきのプライベートビーチの水道と元は同じなんだろう。どれだけ飲もうかと思ったか。
水は飲まずに、頭から全身に水をかけると、風が吹くと一気に涼しくなりました。助かった…。もうちょっとで倒れるところだった…。
濡れた体を風にさらして、服が乾くまで十分に涼んで休憩しました。
十分に涼んだので気力を振り絞って、さっきの岩場に戻り、エギを投げますが、既にイカのチェイスすらありません。
もう嫌だ。帰りたい。けどお迎えの船は16:55にならないと来ない。
それでもまだ暑かったので、もう一度倉庫の横に戻って、全身に水を浴びて、風にさらしました。
もう嫌だ、行きたくない。最後のポカリスエットを飲み干して、岩場に向かいます。
幸いにもこの時間になると直射日光も少しだけ和らぎました。あともうちょっとでお迎えの船が来るのでそれまでの辛抱です。
終了
意識が朦朧として、不慣れな不安定な岩場を歩きすぎて、普段運動不足なので足首がグラグラします。
年を取ると足元が覚束なくなる。自分がそんな体になるとは思ってもいませんでした。
しっかりと歩けない状態でフラフラと移動する途中、不注意に歩いていると、更地に生い茂ったイバラで左足のアキレス腱を怪我しました。あ痛ー!
くそう、もうやめだ。
16:15頃から渡船が浮桟橋に到着してエンジンかけっぱなしの音がずっと聞こえています。
浮桟橋に向かいながら仕掛けとロッドを片付けます。
はぁーしんど。来なきゃ良かった。
いえしま自然体験センターの職員さん:「どうでしたか?」
僕:「いやー、ダメでした。居ることは居るんですが、僕がヘタなので釣れませんでした。この船ですか?」
職員:「そうです」
船頭さんに500円払い、客室の椅子に座ります。足が吊ります。
浮桟橋の近くの木陰の待合所には、前日からいえしま自然体験センターに泊まっていた家族がいて、帰り道に山を歩いてきたせいか、大汗をかいていましたが元気いっぱいでした。後ろの座敷のスペースに行って「あぁっ!ここクーラー涼しい!」と言ってました。あー、オレも後ろの涼しい所に行けば良かった。
16:55に船は出発し、僕は吊る足をさすりました。
今日は清水の舞台から飛び降りるつもりで買った3万円のエメラルダスで20杯ぐらい爆釣する予定だったのに…。
17:00頃に坊勢島に到着し、既に横づけされていたクイーン坊勢号に乗ってしまいましたが、17:15発なので、それまでの間に、乗る前に待合所の自販機でジュース買えば良かった。
喉がカラッカラの状態で、ここから40分、姫路港までガマンしました。
もう、クソ暑い日には西島には二度と行きません。
今回の教訓
- 暑い日に西島に行くときは最低でも2Lの水分を用意しておくこと。
- 山を越えていえしま自然体験センターに行くなら飲料の心配は不要かもしれない。
- 家島諸島では9月中旬まではエギは2.0号は大きすぎて抱いてくれない。できれば1.5~1.8号を用意する。
- 岩場を歩くコースなら、しっかりと歩けるように前日までに体調を整えておく。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません